うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

私はガチャメのボケあたま

2010年08月16日 | 忘れかけていたこと
拡大鏡のヘルプにあった下記の説明がよくわからずにあたまに引っかかっていた。
--------------------------------------------------
> 拡大鏡には、次の拡大オプションもあります。
> ○ 画面上のマウス ポインタの動きを拡大する
> ○ マウス ポインタの位置を中心とした
   キーボード フォーカスを拡大する
> ○ 編集中のテキストを拡大する
--------------------------------------------------

[拡大鏡の設定]ウイザードをよく見ると下に示したように書かれている。

-拡大の対象-------------------------
| □マウス ポインタの動きを追う |
| □キーボード フォーカスを拡大する |
| □編集中のテキストを拡大する   |
-------------------------------------

疑問は2番めの「キーボード フォーカスを拡大する」にある。
この意味をつかむには、それをさせたときとさせないときの、拡大鏡の機能の変わり方を見ればよさそうだ。

この項の□にチェックを入れてみる。
すると、いま開いている画面のメニューを、マウスポインターの位置に無関係に [Tab] キーで順次に選択できるようになる。
実行はスペースまたはエンターで。
つまり、マウスを使わずにキーだけで操作ができるというわけ。

次にこの項のチェックをはずしてみると、 キー操作では選択ができず、マウスで行うことになる。
このとき、キー操作の機能は[拡大鏡の設定]ウイザードに移っている。これがまた不思議。

「キーボード フォーカスを拡大する」というのは、キーボードで操作している対象箇所を拡大して見ることができるという意味なのだろうか。
それとも、キーボードで操作できる範囲を拡大するという意味なのか。
そんなことも考えたたが、[Tab] キーでの順次選択は、拡大鏡のお世話にならなくてもできるではないか。

どう解釈しても「マウス ポインタの位置を中心としたキーボード フォーカスを拡大する」というヘルプの文言の前半はますますわからなくなる。
だが、これ以上は自分のボケあたまを拡大して見せることになるからこの辺で棚上げということにしよう。

ものごと、わからないと思っているうちはわかるはずがない。
しばらく間をおけが、何かの拍子に腑に落ちることもあるから。

空白

2010年08月15日 | 忘れかけていたこと
Excel で作表するとき、いちばん左側のA列と上の何行かを必ずあける人がいる。
なぜかとたずねてみると、そういう習慣だとおっしゃる。

合理性を積み重ねて作りあげた Excel の使い方なのだから、習慣の陰には何か合理性があるのではないかと思っていたら、こういうことなのだと教えていただいた。

A列を空けるのは、表の左端のタテ罫線を画面ではっきり見られるからで、上の空行には、表題以外に書きたいことが出てくるからということだった。

なるほど、だがしかし、表の左端の外枠線が途切れずに引かれているかどうかは、印刷プレヴューで見るか、あるいは[セル書式]の[罫線]で確かめることもできる。
それに、表というものは、ビシッと四角に囲わなければならないというものでもない。
上の表題にもう一行欲しければ、あとで追加もできる。

だとすると、空列空行を入れる習慣には、合理性というよりも画面上の美的感覚が先に働いているのではないか。たずねてみると、片隅に詰め込む感じが嫌という人もいる。
空行の習慣には、もともと Excel の既定値になっている行の高さをだいじにしようという気持ちが潜在感覚としてあるのかもしれない。

もとは外来の Excel だが、空白の美をだいじにしてきた和のこころが、その用法にこういう習慣を作ったのだろうか。
欧米人はこの空列空行を作るのだろうか。

習慣というより、これはいわゆる一つの流儀なのだと思う。
流儀に優劣判定をするものではなかったのだ。

トータル

2010年08月14日 | 忘れかけていたこと
「トータルって何ですか」「合計だよ」
合計計算欄のことだったので、それはそれでよかった。
しかし、こういうやりとりが頭にこびりついていると、ものごとを判断するとき狭い範囲にしか考えが及ばない。

Excel には SUBTOTAL という便利な関数があって、部分ごとの小計を出しておいて全体の合計を出す場合でも、小計を拾い集めてその合計を計算するという面倒なことはいらない。
1列に個別データも小計もずらっと並べておいて始めからしまいまで一括範囲指定して合計を出すことができるのだ。

この計算に部分の平均値が欲しくなったら、その結果も同じ列に入り込ませることができるのだろうか。
AVERAGE 関数のセルを入れてみたらやはりダメ。
平均値を出すセルを別の列に分けることならすぐ思いつくけれども、それではいかにも芸がない。

Web は便利なもので、 SUBTOTAL 関数の使い方で、指定した範囲全体の合計、データの数、最大、最小など11種類の答えを用意してくれることを教えてくれた。
   ↓
http://exinfo.biz/func/func_subtotal.shtml

さらによく読むと、指定範囲全体の合計を出すとき、その中にあるデータから SUBTOTAL 関数で計算されている値は除けて計算されるのだった。
同じ列でまぜこぜにしても、 SUBTOTAL 関数という名札のついたものは取り除いて計算されるのだ。

トータルは「合計」ではなく「全体」だったのだ。
はじめのひとことの説明は、なるべく簡単にと思っても、その場だけに合う間に合わせではいけないのだった。
「即答するバカ(梶原しげる著)」という本があるが、即答されてバカになることもある。気をつけよう。

左手の指

2010年08月13日 | 忘れかけていたこと
「範囲指定しましょう」「範囲指定って何ですか」
この段階から一歩踏み出せた人に、失敗しない範囲指定の仕方をしてもらうとき、次の場面が現れる。

「ここから」という位置でクリック、「左ですか」と聞く癖はやめてほしい、と思いながら、
「ここまで」というところに矢印を持っていって、
[Shift]を押しながらクリック。

はい、はじめはうまくいきません。すぐ慣れますから、もう一度やり直しましょう。

「ここから」という位置でクリック、
動かすときマウスを握り締めないで、途中で押さないようにボタンから指を離して、
「ここまで」というところに矢印を持っていき、
[Shift]を押しながらクリック。

マウスを動かすときに命がけで掴みかかって、途中でボタンを押してしまう人もいるが、いちばんの難関は最後の[Shift]を押しながらクリックらしい。
そこに差し掛かってからあわてて[Shift]キーを探すと、右手にも力が入ってマウスが動いてしまうのだ。

[Shift] [Ctrl] [Alt] の3キーは、左手の準備を先にしておけばよさそうだ。先手必勝というほど大げさなことでもないが。

さて、このとき左手の指だが、小指の先をキーボードの枠の隅にそっと触れたとき、中指の先は [Shift] 、薬指は [Ctrl] 、人差し指はウィンドウズキーにいく。
理屈ではそうなるのだが、やてみると、中指で [Shift] キーを押すときコントロールがききにくくなってきている。
もうそろそろシフトと言われそうかな。

紙さま

2010年08月12日 | 忘れかけていたこと
何十年も紙を見て暮らしていると、自分の書いたものもパソコンの画面で見ただけではなんとなく落ち着かない。

Web で見つけたちょっと長めの記事などは紙で手元に置きたい。
マウスを動かすのももどかしい。
そんなとき、[ファイル]→[印刷]、あるいは[印刷]ボタン、これが普通だが、もうひとつ手があった。

今すぐ印刷!
[Ctrl]+[P]

しつこくコントロール

2010年08月11日 | 忘れかけていたこと
Word の [Ctrl]+・・・はまだまだ使えそうだ。

文字の形や飾りのコントロールだけでなく、位置のコントロールもできる。
ペンで書くのと違い、Word では文字をどんどん打ち込んでから1行ずつの位置決めをする。
打ち込んだ文字列を、行の左から中央へ、あるいは右詰めにするには、書式ツールバーにある横線の並んだ3個のボタンの中からどれかを選んで移動させる。
これらのコントロールにも [Ctrl]+・・・が使える。

[Ctrl]+[R] で文字はその行の右へ、
[Ctrl]+[L] で文字はその行の左へ、
だが、 [Ctrl]+[C] では、文字がその行の中央へ移らない。
[Ctrl]+[C] にはすでに先約があるから。

中央に移動するのは [Ctrl]+[E] ということになっている。
[C] のほうが理にかなっているではないかなどと理屈をこねても、それもそうだねなどと、そのときの都合で決めたことをふらふら変えるようなことはパソコンはしない。どこかの人々とは性格が違うようだ。

コントロール

2010年08月10日 | 忘れかけていたこと
[Ctrl]キーは名前のとおり、いろいろなコントロールに使える。

前の記事では Word で [Ctrl]+[U] を使って下線を引いたが、書式ツールバーの[U]のボタンの隣にある[I]はどうだろう。
[Ctrl]+[I] とやれば斜めの文字になる。

もうひとつ隣の[B]はどうか。
[Ctrl]+[B] で太い文字になる。

これらの組み合わせはどうか、二つ、三つと組み合わせてもそのとおりになる。

面白がって文字の形や書式をごちゃ混ぜにすると趣味の程度を疑われるが、目だって欲しいビラなどには結構使えそうだ。

くどい、線の話

2010年08月09日 | 忘れかけていたこと
Word の文字の下に引く線が、文字のないところになぜできたのか。
なんでも間違いのもとは一つだけということはないから、これだと決め付けることもないのだが、こんなことも考えられる。
Word で何か書こうと思ってとりかかる。
左手につい力が入って[Ctrl]キーが押されたままになる。何かの拍子に[U]キーを押して、そのあとスペースキーをしばらく押し続ける。
下線だけが現れる。

間違いも逆手に取れば便法になる。位置が行の下側になるが、横線引きにもこの手は使える。この方法なら、前に書いた ---Enter では自由にならなかった線の長さや位置の調整もできる。

文字を打ち込む前に下線つきにしようと決めてあったときには、先に [Ctrl]+[U] とやっておいて、そのあと文字を打ち込めば下線つきになる。

下線を引く状態を解除するには、もう一度 [Ctrl]+[U] でよい。
[Ctrl]+[U] は文字を打ったあとでも利く。文字列を選択しておいて [Ctrl]+[U] とやればよいのだ。

[Ctrl]+・・・には、まだ何かありそうな気がする。

まっすぐに

2010年08月08日 | 忘れかけていたこと
線をまっすぐに引く、定規を使わずにこれができる人もいる。水平にも、垂直にも。天才型の人だ。

CADではこれができるような仕掛けになっているから簡単だが、Word のオートシェイプで水平線を引こうとするとなかなか容易ではない。
もともと自由自在に動き回るように作られているマウスを真横にぶれずに動かすのは簡単なことではない。
ひとまず引いてみて傾いでいたら直す手もあるが、半分いらいらしながらやっと修正ができ、画面を上下に動かすとまた曲がっている。そんなこともある。

だが、難しいことを易しくできるように作ったのがパソコンだから、水平線、垂直線をスッと引けないはずはない。

「Shift」キーを押しながら線を引けば、それが簡単にできた。
このキーがスペース、エンターの次に大きいわけがわかった。

「ここに」がだいじ

2010年08月07日 | 忘れかけていたこと
新しいフォルダーを作る手順
1.何もないところでクリック
2.その位置で右クリック
3.[新規作成]→[フォルダー]
4.フォルダー名をつける
5.何もないところでクリック

はじめと終わりの「何もないところでクリック」は、それを手順から抜いても、画面を確かめながらできる人の場合はもめごともなく進行する。
しかし、初心のうちは、とかく心ここにあらずで、カーソルの行方を探し当てられずにまごまごすることもある。
「右クリック」から始まる操作をするには、「ここに」がいちばんだいじなことなので、「何もないところでクリック」という手順を入れ、とんでもないところにフォルダーを作って「ここに間違いあり」ということにならないよう勧めることにしている。

フォルダーが出来上がったら、最初に考えていた場所に、自分のいま名づけたフォルダーがあるかどうか確かめるのが最後の「何もないところでクリック」なのである。
ここまでやっておけば、「新しいフォルダー」という名の何かわからないものがパソコンのどこかに残ることはない。

指差し安全確認と同様、セルフ・セキュリティには、無意味なように見えて、だいじな意味をもっていることがいろいろあるものだ。

帰ってこい

2010年08月06日 | 忘れかけていたこと
デスクトップにあったアイコンが消えてなくなった。
ショートカットではなく矢印のついてないアイコンだ、さあ大変。

考えられることは、マウスを移動するときうっかりそのアイコンを選択状態にしてしまって、左ボタンを押したまま引きずって場外に追いやってしまったのか。

だが、いつも顔を見せるあのアイコンは、一度追い出されたぐらいで家出したままになるような、やわな奴ではないはず。
どこかに隠れているに違いない。

隠れているのを呼び出すには、デスクトップの空いているところで、
右クリック「アイコンの整列」→[アイコンの自動整列]をクリック、
これで号令がかかり、逃げた羊も帰ってくるはず。

ただし、号令が「自動整列!」だから、画面の右がいいか下のほうがと適当に散らばらせておいたアイコンも、ピタッと味気のない並び方に揃うので、自由を奪われた気分にはなる。

計算できません

2010年08月05日 | 忘れかけていたこと
エクセルは計算達者、ずらずら並んだ数表の合計などΣボタンを押せばたちどころにやってくれる。
一時は便利と思っていた電卓も、引き出しから顔を出す回数が激減した、

エクセルの表に、ほかのファイルから数字をコピペして、合計を出そうとやってみたら合計値がおかしい。
暑さでエクセルも狂ったか。

狂っていたのではないが、熱中症に罹りかけていたのはこっちのあたま。
表に数値を貼り付けたつもりだったが、貼りついたのは文字だった。
数値と文字では表の画面では同じに見えても性格はまったく違う。
女装して女性専用車両に乗り込んでも男は男。

計算してもらうには数値に入れ替えなければならない。
それならセルの書式設定で片付けようか、範囲指定は面倒だから数字の入った列をいっせいにやってしまえ。
列記号で右クリック(全行範囲指定)→[セルの書式設定]→[表示形式]を数値にする。
[OK]

おや?合計値は違ったままだ。
書式設定は設定後の入力に有効で、設定前のデータには響かないらしい。
ここで1セルごとに打ち直したのでは、コピペの意味がなくなる。
打ち直さずに文字データを数値データに変える方法はないのか。
それがあるのだった。
列記号で右クリック(全行範囲指定)→[ツール]→[テキストを数値に変換]という道具があった。
これなら既存のデータが変換対象だからパッと数値に変わるのだった。

別のセルに"1"を入力しておいて、それをコピーし、「形式を選択して貼り付け」で「乗算」する方法もあるらしいが、面白い手はちょっと面倒だ。

%~%ってなんだ:2

2010年08月04日 | 忘れかけていたこと
環境変数というものがあって、ながながと面倒なパス指定を、少ない文字で行えることはわかった。
さてそうなると、何かの拍子に目の前に現れた環境変数だけではなく、自分のパソコンには、ほかにどういう環境変数が設定されているのか知りたくなる。

設定の内容は「何がどう」と、どこかでわかるようになっているはず。
うろうろ探し回っていたら、それを知る方法を説明している入口の看板が見つかった。
     ↓
http://openlab.ring.gr.jp/fumio/windows_environment_variable_ja.html

案内にしたがって早速入ってみる。
[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[システム]
[システムノプロパティ]の[詳細設定]から[環境変数]を開いてみると、オーあった。
ここが環境変数の溜まり場か。

だがそこには userprofile という変数名は見当たらない。
たずねたずねて家は見つけたがその人はいなかった、まだ100歳はこえていないのに、そんな気分だ。

呼び出せば返事だけは聞こえるのだからいないはずはないのだが、隠れ場所は見つからない。
まあとりあえずは見つけても用事があるわけではないからこの辺でひとまず退散ということにしておこう。
ものごと、潮時が肝心だ。

%~%ってなんだ

2010年08月03日 | 忘れかけていたこと
[スタート]→[ファイル名を指定して実行]の[名前]欄には、前に開いたことのあるファイル名が残っている。
そのなかに、よくわからない文字がある。

%userprofile%\Local Settings\Application Data\・・・

% が二つあって、その間にフォルダーの名前でない文字が挟まっているのが何だかわからない。
こういうことを自分で書き込むはずがない。

こんなとき「教えてgoo」はありがたい。
これ何ですか?と質問を出しておくと、はい待ってましたとばかりに、どなかかが教えてくださる。

回答から、%userprofile% は、「userprofile」という名前であらかじめ設定された「環境変数」であることがわかった。
ここには、「変数値」と呼ぶ文字列が登録されていて、パスの指定などの際に %userprofile% と書き込めば、変数値の文字列が書き込まれたのと同じような働きをするらしい。

だいたいの意味はわかったが、さてここに出てきた環境変数「userprofile」の中身はどうなっているのか。
それを知るには何か方法があるはず。
まず、このパス・ファイル指定で実際に何が出てくるか実験で確かめる方法でやってみる。
現れたウインドウの最上段のバーには次の文字が現れた。

C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Application Data\Microsoft\Media Player

[ファイル名を指定して実行]の[名前]欄の文字列と比べてみる。
               ↓
%userprofile%\Local Settings\Application Data\・・・

環境変数「userprofile」の値は「C:\Documents and Settings\Administrator」だった。
この環境変数では、スペースも入れると39文字の長い名前を11文字に置き換えられるようにしてある。

こういうのを自分で設定して使うことはまずないし、サンクトペテルブルグの略称がピーテルであると知っても、どうということはないのと同じなのだが、めんどうくさい Windows の仕組みに、わずかでも親しみができたような気がしないでもない。

作表

2010年08月02日 | 忘れかけていたこと
昨日に続いて一発技をもう一つ。
Word で文章の途中に表を入れるとき、格子戸模様のアイコンから入っていく便利な方法がある。
しかし、列がせいぜい二つか三つの簡単な表ののときは、キー操作だけでやっつけてしまいたい。

記号を並べて Enter は線引きにも使ったが、表にも使える。
半角で +----+----+ と打って Enter 、すると2列の表がたちどころにできる。

プラスかは始めるのは誰も忘れないと思うが、最後にプラスで終わる、これが肝心。マージャンと同じだ。

プラス記号に挟まれるマイナス記号の数を増やせば、表のセル幅がひろがる。
表の大きさはできてから自由に調整できるから、マイナスをいくつ入れればどのくらいかなどと先に考える必要はない。

やってみておいてあとから直す。
ものごとによってそれでは困る場合もあるが、この場合はその手で十分だ。

(注)この稿のテーマも、やはりMPSメンバーのA.Hさんから教えていただいたものです。