外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

Davey Johson

2008-08-12 21:54:11 | 大学野球
今朝のUSA Todayを読んでいたら、かつて長嶋ジャイアンツでもプレーしたデイブ・ジョンソンの記事がありました。
ご存知の通り、彼は北京五輪の米国代表野球チームの監督(65歳)です。

ジョンソンといえば長嶋の後継三塁手として鳴り物入りでメジャーから移籍。
三塁で苦しんだ後に本職の二塁に移り、メジャー仕込みの洗練されたプレーで日本の野球ファンを魅了しました。
(副産物は、名左翼手だった高田繁選手の三塁コンバート成功)

帰国後は、監督として1986年にメッツをワールドシリーズのチャンピオンに導いたことでも知られています。

記事によれば、ジョンソン監督は、マイナーリーグの選手主体で、強豪キューバや日本と戦う困難に直面しているが、ベテランと若手を上手く組み合わせて金メダルを狙うと。
そして、金メダルが取れるならば、ワールドシリーズ優勝で得た指輪と交換してもよいと気合い十分の様子です。

現役時代のジョンソン選手の併殺プレーにおける身のこなしが実に垢抜けていて、私も大ファンでした。
ですから彼にも頑張って欲しいですね。

ジョンソン監督の奮闘を、きっと長嶋茂雄さんも楽しみにされていることでしょう。
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最後の秋に輝け 四年生! ( その12)

2008-08-12 19:14:30 | 大学野球
最後の秋に臨む四年生への応援メッセージ。

今回は伝統の背番号6・細山田くんに声援を送ります。

細山田くんと初めて話したのは、彼が高校二年生から三年生になろうかという春休み。
当時の鹿児島城西の監督さんが早稲田OB・飯牟礼さん(国学院久我山)だった縁で、彼は早稲田の沖縄キャンプに二日間だけ参加しました。

グラウンドの脇で、笹沢くん(帝京)がキャッチボールしている相手が、見慣れないユニフォームを着ていて、やけに強い球を投げるのです。
そして、投げるだけでなく、座ったままで笹沢くんに投げ返したりとビンビンとアピール。
それが細山田くんでした。

練習終了後にベンチ裏で数分間話したのですが、早稲田の練習に対する感想を屈託なく、して礼儀正しく話してくれた性格も印象に残りました。

そんな細山田くんが入学して数ヶ月後、彼の強肩が全く影を潜めてしまった時期がありました。
二塁への送球がお辞儀してしまい、コントロールも定まりません。

肩の力だけに頼ったスローイングの負担で、どこかをおかしくしてしまった様子でした。

私自身は何も助言できないので、肩のコンディショニングの専門書を何冊か差し入れたりしましたが、あの時が細山田くんの一番苦しかった時期だったのではないかと思います。

二年生になって、ステップワークなど広岡さんからキメ細かな個別指導を受けると、見違えるように送球が安定してきて、俄然、彼はチーム内で存在感を高め始めました。
そして先輩・笹沢くん、あるいは同期の山縣くんとの激しい競争を経て、正捕手の定位置を勝ち取ったのです。

今や六大学を代表する捕手となった細山田くん。昨春は、首位打者も取ってしまいました。

上のレベルで常に戦力となるためには、打撃で更に確実性を向上させること、そして走塁でのポカをなくすことも求められるでしょう。
でも明るく前向きな努力家・細山田くんであれば、少し時間がかかったとしても、きっと期待に応えてくれると私は確信しています。

最後の秋。
祝勝会で得意の「細山田節」を爆発させてください。
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ニューヨーク滞在2 日目 (その2)

2008-08-12 13:27:16 | 音楽
3軒目に、Christpher Streetの『Fat Cat』へ。

ここは、ジャズのライブスポットというよりも、ジャズのライブ演奏をBGMにして、ビリヤード、チェス、卓球など楽しむというお店で、狭い入り口からは想像できないダダっ広い地下空間を利用しています。
ちなみに今夜は、Shimerit Shoshan というインド系の女性ピアニストをリーダーとするトリオが演奏していました。

最後に、小さいけれど50年以上の歴史を持つGrove Streetの「Arthur's Tavern」に行きました。


マンハッタンでもかなり南側のこの界隈は、小さなJazz Barが点在するエリア。
最初のセッションが終わると、別のミュージシャンを聴こうと他の店へとハシゴする人も少なくありません。
もっとも、道を渡るだけ、あるいは同じブロックの裏側へ移動するだけという感じですから、ハシゴもいたって容易です。

今日はGrove Street Stompers Dixieland Jazz Band。
毎週月曜日に出演する、その名が示す通り、ディキシーランド・ジャズのバンドです。
狭い店内にブラスのサウンドが大音量で響き渡るので、ブラバン出身の私としてはシビレまくりです。

最初は年配のトロンボーン、クラリネット、コルネット、ピアノ、ベース、ドラムスという編成でしたが、ゲストで14歳の少年バイオリニストが加わり、店内の盛り上がりは最高潮に達しました。(写真)

演奏者も客も、みんな笑顔。
歌いだすご老人もいます。
これもニューヨークならではのお店です。



ちなみに、このお店のスケジュール表を見ると、武者修行中の日本人ミュージシャン、Eri Yamamoto、Yuichi Hayakawaという二人も毎週出演しています。
数年前に訪問した時にも、名前は忘れましたが日本人の女性ピアニストが演奏していましたから、日本人ミュージシャンに理解のある方がオーナーなのかもしれません。
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ニューヨーク滞在2 日目 (その1)

2008-08-12 13:07:36 | 音楽
ニューヨーク二日目。

昨夜あまり眠ることができなかったので、今日は一度起きた後に午後3時過ぎまで熟睡しました。

ホテルを出て、昨夜に続いてビレッジへ。

まず「ハッピーアワー:コロナビール3ドル」の看板に釣られて、Grove Streetの小さなバーに。
隣り合わせた白人と黒人の客から
「水泳のリレーで米国が優勝したゲームは興奮した」
「中国で米国人が殺害された事件をメディアはセンセーショナルに取り上げすぎる」
「日本の電車は清潔で静か。11月だったが、座席が暖房で暖められているのに驚いた」等々と話し掛けられ、私も盛り上がって会話に参加していたのですが、ふと気がつくと混み合う店内に女性客が皆無。
そして、やけに皆がフレンドリー。
「ひょっとしたら」と思い、慌てて店を出ると虹色の旗が窓に。つまりゲイの集まる店でした。
危なかった(冷汗)

次に、Grove Streetのピアノ・バー『Marie's Crisis Cafe』へ。
前回見つけたお店で、二回目の訪問です。
(写真の赤い看板。左隣の青いネオンサインは「Arthur's Tavern」)

日本でいうピアノ・バーと異なり、ピアノを囲んで客が座り、ミュージカルの名曲をみんなで合唱するという、いわば歌声喫茶。
客の歌の上手さ。そして時折飛び出す振付けも本格的。
恐らくブロードウェイを実際に目指していた人も、客の中に含まれていると思います。

日本から来たと自己紹介した私に対して、何かリクエストは無いかと言うので、『アニーよ、銃をとれ』から歌ってくれと頼みました。
すると、「ショーほど素敵な商売はない」などを3曲連続で店内全員で大合唱してくれました。

ともかく、老人から若者まで、ミュージカル好きがこんなにいるのかと驚かされるお店。
ニューヨーク以外では考えられない時間を過ごすことができました。
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