週べ今週号

週刊ベースボール今週号は、小宮山、青木、鳥谷、須田らのOBに加えて、自主トレを開始したばかりの大石・斎藤・福井ら、早稲田野球から巣立った選手たちに関する記事が目白押しです。
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その中でも、私が特に注目したのは、福岡ソフトバンクの和田毅投手（浜田高校-早大）による社会貢献の記事です。

和田くんが、発展途上国の子供たちの命を守るためにワクチンを寄付していることは、広く知られています。


週べの記事によれば、2005年から現在まで、和田くんが寄付したワクチンの本数は、実に29万本を超えるのだと。
和田くんの寄付したワクチンで救われた子供たちが、将来、様々な職業に就いて母国の発展に貢献していくだろうなと考えると、彼の活動の尊さに、私は胸が一杯になってしまいます。
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上に掲載した写真は、いずれも和田くんが早大生の時のものです。

東伏見ネット裏の辛口ファンたちをも感服せしめた、彼のストイックな走り込み、そしてピッチング・フォームの科学的な探究。
その真摯な姿勢は、今や伝説の域に達しつつあります。
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プロ野球の選手の中には、銀座や六本木などの盛り場で、一晩に数十万円を使うのがスター選手の甲斐性だと、勘違いしている輩が少なくありません。

誰もが貧しかった昭和30年代ぐらいまでならば、夜の街での豪遊も一つの夢でしょう。
でも、21世紀に入って既に10年を過ぎた今、トップ・アスリートたちには、和田くんの生き方を参考にしてもらいたいと思います。

プロであっても、アマチュアであっても、自分自身の身の丈に合った社会貢献が、とても大切な尺度となる時代になりました。
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最近のタイガーマスク騒動は、もっと自然体で社会貢献に参加できる社会へと移行する通過点なんだろうと、私は理解しています。