スポーツ雑誌のNumberが、ラグビー大学選手権と共に、珍しく箱根駅伝に関する記事を載せてくれています。
そして、「スポーツを数字で読む」のコーナーでは、六大学での記録など、いくつかのデータに基づいて、斎藤佑樹投手のプロ野球での活躍を予想しています。
まあ、これから次々に登場するであろう、この類いの記事について、話し半分の雑談と割り切ることをファンの皆さんにはお勧めします。
一喜一憂していたら、身がもちませんから。
(^_-)
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箱根駅伝については、早稲田と東洋大学との熾烈な戦いに加えて、学連選抜で奮闘したランナーたちにもスポットライトを当てているのが、Numberらしいところ。
そして、1月1日に行われる、実業団のニューイヤー駅伝と、大学の箱根駅伝との比較記事も楽しいです。
ニューイヤー駅伝は平坦なコースで、ハイレベルな競い合いがあるものの、その沿道風景は、コンビニ、ファミレス、そしてパチンコ屋…。
対する箱根駅伝は、変化に富んだコースが生み出すドラマに加えて、丸の内のビル街~横浜・湘南エリア~箱根の山と湖+背景に富士山という、これ以上ない舞台装置。
これが箱根駅伝の魅力を一層引き立てているという分析には納得です。
冒頭の写真は、5区の山登りで火花を散らす、東洋大学の柏原くんと、早稲田の猪俣くん。
陸上競技にも明るいenjinさんによれば、猪俣くんは、下級生部員から「軍曹」と呼ばれる怖い存在だったのだと。
それぐらい、妥協を許さず、ストイックに練習に取り組んできた努力があってこそ、山の怪物・柏原くんに最後まで食らいつく、猪俣くんの粘走があったわけです。
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今年の箱根駅伝は、経済界の重鎮の方々にも、感銘を与えたようです。
TDK会長の沢部肇さんのコメントが、数日前の日経新聞に載っていました。
沢部さんのお言葉を要約すると次の通りです。
>よく目立つスター選手のモチベーションを維持するのに比べ、必ずしもそうではない、普段あまり日の当らない選手や伸び悩んでいる選手たちをくさらせず、叱咤(しった)し、激励し、力を蓄えさせ、いざという舞台で力を出させるのは簡単なことではない。
>チームの総合力を鍛えあげ、立派な結果を出した、監督の技量には感服する。
>ちやほやされて育つスターは、意外と線が細いことがあるものだが、黙々と下積みの修行を重ねた人は、いざという時に強さをみせる。うちの会社にもそういう人がいるが、駅伝の彼らにはそういう、底光りする魅力を感じた。
>4人のランナーによる、来年のシード権(10位内)争いも感心した。
切羽詰まった状況のなかで、東京・大手町の最後の直線で道を間違えた国学院大のアンカーは、いったんは引き離されたが、力を振り絞って10位に食い込んだ。
フォア・ザ・チームの責任感が、最後のバカ力を引き出したと私にはみえた。
>団体戦は最近あまりはやらず、個人プレーを重く見るようなところがあるが、そういうインセンティブの付け方だけでなく、組織のために自分の役割を果たそうとする心にもやはり、個人の底知れぬ能力を引き出すパワーがあるのだという可能性を感じさせた。
>テレビを見終わって、えも言われぬ気持ちになり、年がいもなく、ワインをまるまる一本空けてしまった。
>女房には、「別にあなたが勝ったわけでもあるまいし、関係ないことにそんなにうれしがって、ばかじゃないの」と言われたが、酔った頭で、まあそんなこともなく、いろいろと心に響いたのだと、ぼんやりと思った。
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沢部さんのご家庭と同じように、奥様からチクリと言われてしまった早稲田マンは、全国で少なくないのでは。
\(^O^)/
そして、「スポーツを数字で読む」のコーナーでは、六大学での記録など、いくつかのデータに基づいて、斎藤佑樹投手のプロ野球での活躍を予想しています。
まあ、これから次々に登場するであろう、この類いの記事について、話し半分の雑談と割り切ることをファンの皆さんにはお勧めします。
一喜一憂していたら、身がもちませんから。
(^_-)
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箱根駅伝については、早稲田と東洋大学との熾烈な戦いに加えて、学連選抜で奮闘したランナーたちにもスポットライトを当てているのが、Numberらしいところ。
そして、1月1日に行われる、実業団のニューイヤー駅伝と、大学の箱根駅伝との比較記事も楽しいです。
ニューイヤー駅伝は平坦なコースで、ハイレベルな競い合いがあるものの、その沿道風景は、コンビニ、ファミレス、そしてパチンコ屋…。
対する箱根駅伝は、変化に富んだコースが生み出すドラマに加えて、丸の内のビル街~横浜・湘南エリア~箱根の山と湖+背景に富士山という、これ以上ない舞台装置。
これが箱根駅伝の魅力を一層引き立てているという分析には納得です。
冒頭の写真は、5区の山登りで火花を散らす、東洋大学の柏原くんと、早稲田の猪俣くん。
陸上競技にも明るいenjinさんによれば、猪俣くんは、下級生部員から「軍曹」と呼ばれる怖い存在だったのだと。
それぐらい、妥協を許さず、ストイックに練習に取り組んできた努力があってこそ、山の怪物・柏原くんに最後まで食らいつく、猪俣くんの粘走があったわけです。
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今年の箱根駅伝は、経済界の重鎮の方々にも、感銘を与えたようです。
TDK会長の沢部肇さんのコメントが、数日前の日経新聞に載っていました。
沢部さんのお言葉を要約すると次の通りです。
>よく目立つスター選手のモチベーションを維持するのに比べ、必ずしもそうではない、普段あまり日の当らない選手や伸び悩んでいる選手たちをくさらせず、叱咤(しった)し、激励し、力を蓄えさせ、いざという舞台で力を出させるのは簡単なことではない。
>チームの総合力を鍛えあげ、立派な結果を出した、監督の技量には感服する。
>ちやほやされて育つスターは、意外と線が細いことがあるものだが、黙々と下積みの修行を重ねた人は、いざという時に強さをみせる。うちの会社にもそういう人がいるが、駅伝の彼らにはそういう、底光りする魅力を感じた。
>4人のランナーによる、来年のシード権(10位内)争いも感心した。
切羽詰まった状況のなかで、東京・大手町の最後の直線で道を間違えた国学院大のアンカーは、いったんは引き離されたが、力を振り絞って10位に食い込んだ。
フォア・ザ・チームの責任感が、最後のバカ力を引き出したと私にはみえた。
>団体戦は最近あまりはやらず、個人プレーを重く見るようなところがあるが、そういうインセンティブの付け方だけでなく、組織のために自分の役割を果たそうとする心にもやはり、個人の底知れぬ能力を引き出すパワーがあるのだという可能性を感じさせた。
>テレビを見終わって、えも言われぬ気持ちになり、年がいもなく、ワインをまるまる一本空けてしまった。
>女房には、「別にあなたが勝ったわけでもあるまいし、関係ないことにそんなにうれしがって、ばかじゃないの」と言われたが、酔った頭で、まあそんなこともなく、いろいろと心に響いたのだと、ぼんやりと思った。
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沢部さんのご家庭と同じように、奥様からチクリと言われてしまった早稲田マンは、全国で少なくないのでは。
\(^O^)/