外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「夢を跳ぶ」 佐藤真海さん

2009-11-06 20:58:13 | 早稲田大学
久しぶりに、佐藤真海さんの本を買ってきました。

「夢を跳ぶ - パラリンピック・アスリートの挑戦」(岩波ジュニア新書777円)

佐藤さんは早大応援部チア出身の陸上アスリート。

義足による女子走り幅跳びで4m46の日本記録を持っていて、北京パラリンピックで6位入賞されています。

佐藤さんは中学校から陸上競技を始め、仙台育英高校では部活動禁止の特進クラスの生徒なのに先生に内緒で陸上競技を続け、早大入学後は応援部チアリーディングに入部。

しかし、チアとして神宮で活躍している最中に骨肉腫を発症し、右足ヒザ下の切断を余儀なくされるという思いもかけない事態に。
それでも、佐藤さんは応援部を辞めませんでした。


「1人だけ、いつもトレパン姿のチアがいるなあ」と学生席で思ったのが、私が佐藤さんを知った最初でした。

そして、たまたま観ていたテレビ番組で彼女の置かれた状況を知り、その時はテレビの前で泣けて泣けて・・・

その番組のことを西早稲田の源兵衛で、店の常連さんに話していたら、私も常連さんも店内で泣いてしまったということもありました。

佐藤さんの凄いところは、チアリーディング指導担当として応援部を卒業まで全うし、サントリー入社後は陸上競技で日本代表に選ばれるまで努力を続けているところです。

そして、何といっても、彼女の笑顔が素晴らしい!!

周囲の大人が泣いていては、さまになりません。

佐藤さんは「ラッキーガール」(集英社 1260円)という本も数年前に出版されています。

まとめて二冊買っても二千円です。

今も定期検診を受けながらアスリートとして挑戦を続ける佐藤真海さん。

彼女へのカンパだと考えて、ぜひ買って読んでみて下さい。

佐藤真海さんの公式ブログへのリンク
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新主将に斎藤佑樹投手

2009-11-06 17:22:58 | 大学野球
斎藤佑樹投手が新チームの主将、同じく宇高幸治内野手が副将と発表されたようです。

主将になると、プレー以外にも様々な役目があります。
これから1年間、斎藤くんは、文字通りチームの浮沈を背負ってマウンドに立つことになりますね。
もちろん背番号は1番から10番に。

これまでにも投手が主将を務めた例はありますが、正直なところ、かなりの負担になっていたという印象があります。
でも、決まったからには、それをチームからの期待の表れと前向きに考えましょう。

ガンバレ斎藤くん!

一方、投手は常時マウンドにいるというわけにはいきませんし、普段の練習でも野手陣と別行動のことが多いです。
ですから、宇高くんは自分が主将のつもりでホットコーナーに立ち、ぐいぐいチームを引っ張ってもらいたいと思います。

任せたぞ宇高くん!
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松井選手の偉業

2009-11-05 19:03:23 | スポーツ全般
ヤンキースの松井選手が、ワールドシリーズで大活躍してMVPに選ばれたというニュースが、ネット上を駆け巡りました。

ニュースを読むと、ゴジラというニックネームにふさわしい長打を連発したとのことですから、今回のシリーズで彼は野球人生における金字塔を打ち建てたと言ってよいでしょう。

野球少年たちから見たら、夢のような偉業です。

アマチュア時代の松井選手といえば、あまりの強打ぶりに、甲子園で五打席連続で敬遠されてしまうという怪記録で有名になりました。

そして、彼は高校からプロ野球に進むことになるのですが、大学進学の意志ありやと、我らが早稲田、そして他の強豪校もコンタクトしていたようです。


さて、今年のドラフトで指名された高校球児手たちの中には、早稲田との縁が無いわけではなかった選手が何名もいます。

大きなリスクを背負ってイバラの道を選んだ彼らには、松井選手のような大輪を咲かせてもらいたいと思います。

その一方で、彼らに替わって早稲田に来てくれることになった選手たちには、四年後に胸を張って次のステージに進むことができるよう、充実した大学生活を送ってもらいたいと思います。
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バンダービルト大学

2009-11-04 19:15:20 | 大学野球
野球部が公式戦の全日程を終了しました。

しかし、11月23日(祝日)のオール早慶戦(甲子園13:00)、そして11月25日(水)のバンダービルト大学との親善試合(東伏見、12:00)という楽しみな予定が残っています。

親善試合の案内

それにしても、先月に私が訪問したばかりのバンダービルト大学(ナッシュビル。高校時代の友人Kくんの留学先)から、野球部が来日するとは驚きました。

そして、このことを東伏見ネット裏の重鎮であるIさんにお話ししたら、「実は、私はナッシュビルの名誉市民なんですよ」とおっしゃるから、再びビックリ。

なんでも、1960年代の国際線もプロペラ機の時代に、ナッシュビルでお仕事をされていたそうです。


バンダービルト大学は、学術部門で全米のトップクラスにあげられるような難関校らしいです。

でも、メジャーリーグのドラフトで全体の一位を数年前に輩出したりもしているので、野球も決して弱くはないだろうと想像します。

バンダービルト大学の情報

ただ、土の東伏見グラウンドと質素な観客席に、アメリカの学生たちは驚くかもしれませんね
(><)

いかんせん試合が平日の昼間なので、私は観戦できるかどうかは分かりませんけれど、せっかくの機会ですから多くの野球ファンに見ていただきたいですね。


話題は替わりますが、明治ラグビーが生んだ偉大なラガーメンである森さんと松尾さんのお二人が、日本ラグビーについて語ったコラムを見つけました。

大学や社会人のラグビー界の現状や将来について、色々と考えさせられる内容なので、皆様にご紹介します。


その1

その2

その3
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三谷志郎投手

2009-11-03 20:22:02 | 大学野球
当初の計画とは全く異なる過ごし方となってしまった四日間。
今日は、自宅でゴロゴロして過ごす冴えない1日となりました。

ところで、来年の8月28日(土)、松山で六大学選抜試合が行われるという報道がありました。

今夏のオール早慶戦に続いて、再び野球王国を訪ねることを想像すると、期待に胸が膨らみます。

その一方、夏には大学ジャパンの試合もあるでしょうから、出場選手たちの基礎トレーニングや体調管理への影響は気に掛かります。
「どうせ試合をするなら、人気者・斎藤くんの在学中に」という事情があるのでしょうが、最優先すべきはリーグ戦への万全の準備。

来年の秋に選手たちが悔いのない戦いができるよう、関係者の皆様には十分な配慮をお願いしたいところです。
花試合で調子を崩し、選手たちが悔し泣きするような秋季リーグ戦となってはいけませんから。

さて、今年のオール早慶戦の実況放送で解説していたのが三谷志郎さん(投手。今治西-早大-プリンスホテル)。
1978年秋の早慶二回戦で、一年生ながらも完封勝利をあげて、早稲田の8季ぶり優勝に大きく貢献。
185センチの長身から投げる速球と縦のカーブが素晴らしい投手でした。

三谷さんは10年前にプリンスから地元の今治プラザホテルに移り、最近は高校野球の県大会の解説もされているそうです。
最近の写真を見ると、おでこが広くなりましたが、昔のままの笑顔です。
(*^_^*)

次に松山に行ったら、会ってみたいですね。

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新人戦は一回戦敗退

2009-11-02 20:47:41 | 大学野球
早慶戦が三回戦になる可能性を見込んで、今日は午後から半休を取っていました。

そこで、新人早立戦を応援に。
しかし、1対0の早稲田リードで迎えた九回裏に2点を奪われ逆転サヨナラ負け。
この三日間、負けっ放しという結果となってしまいました。
(T_T)

一回戦を突破すれば、あと二試合戦うことができたので残念です。

さて、今日のネット裏には、山川主将以下、戦いを終えた多くの四年生たちも応援にかけつけました。(写真)

彼らから挨拶されるたびに、無性に哀しい気持ちになってしまいました。


今週の土曜日から、新年度のチームとしての練習が始まります。
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四年生たちからのメール

2009-11-02 08:39:22 | 大学野球
昨夜のうちに、四年生部員から多くのメールが届きました。
早稲田を応援してくださる全ての方々に対する彼らの気持ちが込められていると思いますので、その一部をご紹介します。

「四年間お世話になりました。頼りない四年生でしたが、最後の最後に何かを残せたのではないかと思います。優勝は後輩たちに託していきます。これからも野球部をよろしくお願いします。」

「あっという間でしたけれど、早稲田って素晴らしいところでした。多くの方に感謝しています。最高の四年間でした」

「優勝できなくて本当に申し訳ありません。きっと来年のチームはやってくれると思います。自分たちは優勝できなくて悔しいですが、四年間で得た仲間と経験の重さは変わりません」

「あっという間に引退となってしまいました。今思えば早いものです。四年間色々とありがとうございました」

「応援してくださるファンの方々がいてくださったおかげで、四年間頑張ることができました。最後の試合で四年生の代表が意地を見せてくれて本当に嬉しいです。」
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ご苦労様 四年生

2009-11-01 21:17:32 | 大学野球
慶応に2連敗して、山川主将率いる今年度のチームに幕が降ろされました。

明治大学の皆さん、優勝おめでとうございます。


さて、正直なところ、昨日からのベンチの選手起用、あるいは戦術に注文をつけたい点は山のようにあります。
でも、代打・藤原くんの三塁打に始まる四年生たちの魂のプレーに心から感動させていただいたので、今日は彼らへの感謝の言葉だけにいたします。

彼ら一人一人が、次の人生のステージで更に輝いてくれることを願ってやみません。

写真は、試合終了後の学生席でのひとこま。
四年生の応援部員と一般学生さんたちによる校歌斉唱です。
多くの方が、目を真っ赤にして歌っていました。

応援席における彼らの四年間の頑張りからも、私たちは元気をもらいました。

彼らにも心からお礼をいいたいと思います。

明日から始まる新人戦。
その戦いが終ると、現三年生が最上級生となります。
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さあ神宮へ

2009-11-01 10:20:29 | 大学野球
時折、少し強い風が吹く日曜日です。

帝京大学を僅差で退けたラグビー部の粘りをお手本に、野球部も今日は勝ってくれますよ。

駅伝も良い位置につけていますね。
ちなみにテレビの解説が瀬古と櫛部、ラジオが花田です。
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