バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

米軍の再編成と閣議決定

2006-05-31 | Weblog
前回書いた米軍の再編成に関して、小泉内閣は閣議決定をしてしまった、
しっかりとした議論も無く、こんな重要な問題を簡単に。

アメリカは拍手喝采だろう。自分たちの思う通に日本国がコミットしたのだから。

社会保険庁に件を上げるまでも無く、役人は自分の利益に関する責任を持っている。国民に対しては無責任。

同じように政治家も無責任。
今回の2+2での合意は誰の責任なのだろうか全く不明だ。
額賀さんと麻生さんが、将来をも含めて責任は取らない。取れない。
「決めたのは私たちと、小泉内閣」
「実行は次の世代」
「金は?」 「知らない。次の世代が背負うだろう」

これでは役人以上に無責任。次世代への何の議論も無いままの小泉さんん得意の丸投げだ。

国内的には矮小化して、米軍の編成とその金のばら撒き問題に摩り替えた。

こんな無責任な内閣の支持率が依然高いのは何故なのだろうか。
不思議だ。

米軍の再編成・最終報告

2006-05-23 | Weblog
チョット休刊している間に、いろんなことがおきていて、コメントしたくてうずうずしていたが出来なかった。

一番は、米軍の東アジアの再編成に対する日本の態度だ。
日本では、いつもの手法で矮小化され、「沖縄の基地を中心とするグアムへの移転」とかになってしまっている。でも本質は、日本の自衛隊が、アメリカ軍の一つの軍団として、世界戦略の中に組み込まれたことだ。

アメリカは、韓国からは軍を引き、日本に最前線を司令部を置き、自衛隊を実質管理下に置き、対中国、北朝鮮に対する戦略を地理的にはチョット引いて考えているのが垣間見える。
本音は、米国本土をいかに防衛するかが本当の狙いに違いない。日本のことなどは重要度が低い。

しかもその交渉(?)というのは、日本ではこれから、議論されるかのような表現にしているが、アメリカでは最終報告として「日本はこの案に合意した」とウオルフヴィッツが明確に言っている。事は決まってしまっているのだ。そして、訳の分からないまま3兆円ものんでしまっているのだ。

国会の議論なんて今頃言ったって、2+2などといって防衛庁長官と外務大臣に日本代表として問題を丸投げしてしまった小泉さんの態度を見れば、もうこれ以上何も起きないのははっきりしている。

日本は本当に、今後もアメリカに100%依存して、言いなりになっていくしかしょうがなのか非常に疑問だ

それにしても、日本のチェック・アンド・バランス機能はどこに行ってしまったのか。全く見当たらない。
国民のほうに大きな問題があるのはいうまでも無いが、もっと国会内外でバランスの取れた議論をすることが必要だと思う。でも、もう遅いのかも知れない。

少子化対策の無策

2006-05-21 | Weblog
猪口氏が座長を務める少子化の委員会。
金か、環境かでもめて得るらしいが、どちらもやっていかなくてはならない。

少子化の問題をの少子化対策で考えるのも一つだが、
環境的には、産婦人科や小児科の無い病院の村とか町とかが大きな問題になっているのに、誰が総括して考えているのかわからない。

安心して子供を生み育てる物理的環境を整えないでどうする。

問題の捉え方自体に、拙速を感じている。

「安心して子供を生んで、育てていける環境とは」というところから始めて欲しい。