5月12日(金)のフジテレビ、プライムニュースを見ていた。フジは産経系列の局だから、産経新聞と同じく保守の立場が多い。
しかし、キャスターの反町理は結構突っ込みを入れて、ゲストをへどもどさせるので、僕は面白と思って他に見るものがない時には見ている。
今回のテーマは、安倍さんが憲法記念日に憲法第9条を変更するとの発言を受けて、自民党、元文部科学省大臣の下村博文を迎えての議論になった。
安倍さんは憲法第九条の第一項、第二項はそのままにして、第三項を加えて、そこで自衛隊の存在の位置づけを明確にしたいと唐突に発言した。例の読売新聞を読んでくれればよくわかると発言した件だ。
これをめぐっての討論になったが、自民党を代表して下村さんは、あれは行政府の長の総理大臣の発言ではなく自民党総裁の立場で発言したものだと安倍さんを庇った。
これは国民をだます使い分けではないかと、反町さんが噛みついた。
僕もそう思う。国民は話しているのが、総理大臣か自民党総裁かというようなことは気にもしていない。総理大臣の安倍さんの発言だと受け取るのが常識だろう。
こういう国民をトラップ(罠)にかけようとする不遜な態度が多く目につく安倍さん。同じ人が二枚の舌を持っていて、使い分けているとしか思えない。
それを見抜けない国民は、安倍さんの思うつぼにズブズブとはまり込んでいる自分に気づいていない。これは一番悲しいことだ。
安倍内閣の支持率は、大手のメディアのデータでは60%以上となっている。
方や、ちょっと古い(昨年末)がTwitterの安倍さんの不支持率は60%になっている。
全く反対の評価になっている。どちらが本当なのかわからない。