バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

近づいてきた自衛艦隊の実戦配備

2015-05-26 | Weblog

南シナ海で、アメリカと中国がつばぜり合いを始めた。双方、武力行使もちらつかせている。

アメリカの真意:

南シナ海の中国による実行支配に対応する手段は、空からの偵察という間接的な対峙のみ。ひっ迫しているアメリカの艦船を、南シナ海の配備できるわけがない。それこそロジスティックス(兵站)が成り立たないからだ。

いっしょに中国に対峙したいと希望している日本の安倍さんの言質を取れば、やって貰おうじゃないかということになる。

すでに、国防長官がそのことを記者会見で明言している。

日本の対応:

相互的集団的自衛権の定義からすれば、アメリカの要請を断ることはしない。
断れば、アメリカにコミットしている「相互的」という意味が成り立たなくなる。

安倍さんはカッコよく、日本の軍艦を南シナ海に派遣することができる。
行くのは自衛隊だと腹をくくっている。

本当の意味は、今度の安全保障法制整備で、戦う自衛艦が南シナ海に常駐することになる。そして、中国と、直接対峙することになる。

みんなで考えてみれば、すぐわかることだ。安倍さんに騙されてはならない。

ちなみに、安倍さんには守る子供はいない。

国民は自分の行動結果を考えていない?

2015-05-19 | Weblog

安保法制の国会審議が始まる。

安倍さんは、アメリカにコミットしているから、絶対に通さなければならない。
自衛隊は、アメリカ軍と一緒になって、「世界の警察」の一翼を担って、集団的自衛権、積極的平和杉の名のもとに、世界中に出かける。

安倍さんに言わせれば、前回の衆院選で、「自民党の公約」だったのだから、国民の信託は得ていると突っぱねる。

世論調査での「反対」なんて、今更の話だ。

今日の朝日新聞 

今国会で成立「必要ない」60% 世論調査
http://www.asahi.com/articles/ASH5L4SDKH5LUZPS002.html?iref=comtop_list_pol_n02

なんだかね。


高崎山のサルの命名騒動

2015-05-11 | Weblog

日本人の意識のレベルの劣化に呆れてしまった。

問題は、イギリス王室から「シャーロット」命名が発表されてから、シャーロットへの投票が急増した事実だ。
子供は歓声を上げて、自分の投票が採用されてほしいとシャーロットを候補名にあげたかもしれない。
しかし、そこで保護者や、近くにいる大人は、大人の判断を入れてほしかった。
もちろん、応募者の中には、それこそ子供っぽい大人もいただろう。

この国の国民の「ガキ レベル」の判断にあきれたわけだ。

例えば、自分に子供が最近できて、考え抜いて命名した名前を、それを知りつつ隣の友人が生まれてきた子犬に同じ名前をつけたとしたら、どう感じるだろう。あなたは友人の命名を歓迎するだろうか?そこには大人の判断が入って、同じ名前の命名は避けらるのが自然だ。

自分の判断を加えることなく、子供の投票を無神経に認めてしまった大人のガキさ加減が問題だと思う。

高崎山自然動物公園は、さらに臆面もなく「イギリス大使館」にコメントを求めた。これも大人の判断ではあるまい。イギリス大使館は「コメントする立場にない」としか言えないわけだから。

それを根拠に、大分市/県の公社は無神経にも、シャーロットを再確認してしまった。
ここにも大人度の劣化がみられる。やはり、ガキではあるまいし…としか言いようがない。

一事が万事…と思う。


P.S.
この件に関しては、高崎山自然動物公園にも投稿してあります。

憲法記念日で、議論は沸騰 ほんとかな?

2015-05-06 | Weblog

憲法記念日で、いろんなメディア、読売、日経、朝日、東京、毎日新聞に、いろんな議論が書かれた。

読んでみたが、一番心に残ったのは、朝日新聞に東大教授、佐藤俊樹さんが書いているコラムだった。

国民は、非常にまともで、現実路線なのだということだ。


コラム紹介:
「左右の軸消え、現実路線に」 佐藤俊樹 5月2日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH4Y664KH4YULZU009.html
中略

憲法の手直しでも、世論は、国会の仕組みの改善を一番望んでいる。現実的な世論自身とかつての左右の対立にこだわりすぎている政権との間に、距離感をおぼえながらも、現実的なだけに、なかなかうまい解決策がないことへのもどかしさは実感している。

紹介終わり

確かに構図が描けると思う。中間的な現実が国民の大多数!!


     護憲 <――――― 現実 ―――――> 改憲

しかし、イニシアティブは国民にあるという自覚が薄いことが残念なことだ。

一読をお勧めする。

アメリカ議会の安倍演説

2015-05-02 | Weblog

アメリカ議会の安倍演説

よく練られた原稿だったと思う。そして、演出であったと思う。

NHKでの全文:日本語http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150430/k10010065271000.html

しかし、あまりにも、アメリカに向けての内容になりすぎていなかったか?
アメリカ訪問なのだからという点を考慮しても、あまりにも本当の安倍さんの考え方の片方、つまり一面のみを述べたものだと思う。

いわば使い分けだ。アメリカ向けと日本国内向け。
両方を知る日本国民からすれば、その矛盾につよい違和感がある。

・右手では握手:日本はアメリカと一心同体だ
・左手では歴史を書き換える:日本の軍事的独立と、アメリカに押し付けられた(?)憲法改正、祖父岸信介の名誉回復

二枚舌が透けて見えるから、信頼して日本国の将来を任していい人だとは思えない。

そこを見抜けない日本人がいる。
自分で読んで、日本での安倍さんの言動とのギャップを把握してみてはどうだろう。