毎日新聞の「毎日ジャーナリズム」に、下記の記事があります。
非常に重要な見解だと思います。
日本は戦後70年をどう迎えるべきか(その2)>
2014年10月27日
東大名誉教授の大沼保昭さん
◇戦後に誇りを持て 対峙の発想は危険−−明治大特任教授・大沼保昭氏
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20141027org00m010005000c.html
この記事にコメントしたら、採用されたので、下記します。
baka-inuのコメント
見識だと思います。下記の記述が、最も大切だと思います。
引用:
占領政策や憲法、東京裁判を非難し、戦後日本のあり方を、敗戦国として不当に抑え付けられた、打破すべき体制と捉えている。史上類を見ないほど寛大な講和を享受しながら、それに基づく戦後体制を否定しても…
中略
戦前の日本と戦後日本とを切り分けることを政府が明確に示すこと。安倍晋三首相が歴史に名を残したいのであれば、戦前の日本でなく、戦後日本の達成にこそ日本国民の誇りを見いだすべきでしょう。
引用終り
僕は、決定的な問題は、「日本政府が終戦(ほんとは敗戦)を機に、戦前を総括し、それをもとに、国際的に戦前の反省を示していない」ことにあると思っています。日本人の大部分は、戦前と戦後は繋がっていて、価値観の断絶は無く、精神性が全く変わっていないと思います。内橋克人氏が、どこかで同じようなことを言われていました。
みなさんも、読んでみてください。