バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

ヤラレタという感じ

2015-01-30 | Weblog


ISISによる後藤さん人質事件で、自衛隊の海外派遣について、安倍さんは強力な「その必要性」の理論武装が出来たと思う。人質事件を逆手に取る手法はずるい。シテヤラレタという感じだ。

これで昨年の春、自衛隊の集団的自衛権の議論で、あいまいな表現で世論を抑えることがやっと出来たのが、今や大手を振って、自衛隊の海外派遣を可能にする議論に入れるわけだ。これは改憲に繋がり、日本は軍隊を持つ「普通の国」になる道が開けてきたと言えるだろう。

後藤さんを励ます「I AM KENJI」のキャンペーンは、安倍さんによって上手く利用されるかもしれない。国民には、その意図はなくとも、自衛隊の海外派遣を皮肉にも、後押ししていることになるかもしれない。

すでに、1月29日、安倍さんは衆院予算委員会で、邦人救出のための自衛隊派遣に言及している。もしかすると、昨年の11月に2名の日本人の拘束を知っていて、それを利用しようと考えていたのかもしれない。少し、うがちすぎか。

これで安倍さんの悲願である、祖父、岸信介氏の名誉回復と、歴史を修正し、敗戦をなかったことにしようという安倍さんの目論みの達成が、一歩前進したことになるかもしれない。

メディアはこうしたことをしっかり監視して、国民に伝えてもらいたい。


安倍さんの発言と人質問題:NHK

2015-01-23 | Weblog

安倍さんは、エジプトで1月17日にこうスピーチしている。

外務省HP 安倍総理大臣の中東政策スピーチ(1月17日)
安倍発言引用

「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。」注:ISIL≒ISIS

引用終わり

この発言が、今回の日本人人質事件の発端だ。
ISILに対抗するポジションを日本が取ったわけだ。

その後、日本政府が人道的な支援という部分をいくら強調しても、言葉は取り返すことはできない。

NHKは、1月22日の「クローズアップ現代」(注:国谷さんがやっていない)で、
「ISILがもたらす脅威…」と
「ISILと闘う周辺各国に」の部分

外して放送した。

これって、やっぱり国営放送として国民を誘導しようとする自分の立ち位置をさらけ出したのだと思う。

言葉は一人歩きするものです。

「大学卒業の厳格化」について

2015-01-17 | Weblog

Web版「毎日新聞」には、読者の声を聴く「Listening」という「毎日ジャーナリズム」のコラムがあります。

読者の声を聴きたいと新聞社が考えたコラムに、自分の意見を投稿することが出来ます。


<大学卒業要件>厳格化へ 15年度に省令改正 文科省方針 

2015年1月14日付記事に僕が投稿したものが採用されているので、それを紹介します。


大学の卒業要件を厳格化するという文科省の案が提示されています。

これには、僕は大賛成で、入学は容易でかまわないが、卒業するのは厳密な要件をクリアする必要があると考えています。

投稿の記事を添付します。





毎日新聞のコラムのアドレス、リンクは次の通りです。
http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20150114org00m040001000c.html

皆さんはどう思われますか?

P.S.
僕の投稿に「重要な語彙」が抜けていたので、画面上に赤記してあります。
混乱させてしまって、申し訳ありません。