アメリカは中国をアジアの真のパートナーとみており、日本も複眼的にパートナーと呼んでいるに過ぎない。アメリカ頼みの武力闘争を中国に挑んでも、結果は知れている。最後には、中国とアメリカは話をまとめて、軍事的には、日本、韓国からは引いていくだろうと思う。おそらく、最低線は、アリューシャン、グアム、フィリピンのラインだろう。
中国・韓国を日本の敵だとして、軍事的に対抗する動きが、日本にあるのは間違いだと思う。
日本のアジアでの立ち位置はどこかという議論で、下記のカラムを見つけた。
寺島氏は、どちらかというと、保守的な評論家であるが、このカラムは的を射ている。
Reuters ロイター 日本語版 12月22日2015年
視点:対中を越えて、アジアが求む日本の構想力=寺島実郎氏
一読をお勧めする。