今日、面白い記事を見つけたので紹介したい
2月11日の Litera (数少ないリベラル派のコラム)に、次のような記事が載っている。
リベラルと言われた、朝日新聞や、毎日新聞、そして東京新聞まで、安倍さんと高市さんの恫喝で黙ってしまって、
本当は、安倍さんの所属する極右の政治集団、「日本会議」については、全く記事にならない。
そこで、ここまで、具体的に「日本会議」の立ち位置を明確にしたコラムは見当たらないので、
この際、国民の常識として、次のコラムを紹介する。
「日本会議から勧誘の電話がかかってきたのでやりとりを全公開! 安倍首相を絶賛、結婚を戸主の許可制にすべきとトンデモ主張」
http://lite-ra.com/2016/02/post-1967.html
このレポートを読むと、戦前回帰派の「日本会議」が安倍さんの任期中に、憲法改正を絶対にやりたいと熱烈に考えていることがよくわかる。好機到来と見えているのだ。
たとえば、「家長制度」の戻して、結婚は家長の意向でなされるべきだとか言っている。
ご一読を願いたい。
直近の世論調査の報道によると、安倍政権の支持率が軒並み上がっているという。
前回との比較で言うと、下記のようなポイントアップが報じられている。
読売:2 pts
朝日:4 pts
毎日:8 pts
東京:4 pts
この結果を皆さんはどう受け取るのでしょう。
あの安保法制の強引な成立の頃の厳しい視線はどこに行ったのでしょう。不思議です。
じゃあ、9月以降の主な出来事を見てみても、そこにはヒントはない。
例えば;
・TPP合意
・マイナンバー制のスタート
・ノーベル賞の2名の受賞
・MRJの初飛行
・ラグビーの3勝
・辺野古問題の激しさ
・横浜マンションの傾き発覚
・オリンピックメイン会場の決定
・SMAP問題
・日韓首脳会談 *
・甘利大臣の辞任 *
・ベッキー問題
・清原問題
プラスファクターとしては、*の出来事くらいだろう。
要は、時間に流されているうちに、安倍さんの言うとおり「国民は忘れていくさ」という言葉が当たりなのだろう。
本当はSMAP問題なんかが、影響しているのかもしれない。
日本には、「考えるという人」が少数派になっているのかも。
これでは、今年の参議院選挙も、安倍さんの言うとおり、3分の2は堅いのかもしれない。
悲しいことです。