バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

民度・品位の崩壊

2016-05-25 | Weblog

最近目にするニュースというと、このブログのタイトル「民度は?」と聞きたくなる現象がいっぱいだ。

先日の電車遅延の原因(京王線、田園都市線)にマナーが悪いとあった。このリポートの程度も低いと言わざるをえない。遅れの真の原因は、スマホにあると思う。電車から降りる人が、画面を見なら降りてくる。乗り込む人が画面を見ながら乗り込んでいる。当然、予定停車時間には収まらない。以前はこんな程度の低い客は少なかった。

そのほかにも、目にするニュースがひどい。品位も、民度もありはしない。ガキの行動だ。
・東京都知事の公私混同問題
・オリンピック招致委員会の賄賂
・安部さんの「俺は立法府の長だ」発言:三権分立を知らないのか
・国会議員の発言問題
・メディアの劣化:安部さんのヨイショばかりやっている
・熊本地震を政治的な集票に使っている与党

・動物の虐待
・親が子を殺す
・子が親を殺す
・簡単に人を殺す
・商売では、客をだます:値段は据え置き、品質を落とす

挙げていけばきりがないが、その根底には、

・今の70歳代~65歳代の男の責任があるだろう。子供に厳しく接することを怠った
・彼らの子供たちは、母親に甘やかされて育った
・団塊の世代の子供たちは、みんな大人としては成長しないまま年を取った
・団塊ジュニア世代(35~45歳)は、子供のまま大人になった「子供大人」
・そんな「子供大人」に、自分の子供の教育なんかできるはずがない

ここに、日本人の品格、民度の低下の根本原因が見られる。
さらにまずいことに、日本には「自分を見ているという神様がいない」
一神教の世界では、神様が個々人を見ていると信じて、自分自身を律している。
しかし、日本にはそれに代わるものがない。強いて言えば、他人。他人の目がないところでは、「何でもあり」になったような気がする。嘆かわしい世情ではある。

このままでいけば、そう遠くない未来に、衰退に向かう民族が我々のように見える。

今日は憲法記念日、各新聞は

2016-05-03 | Weblog


今日の朝刊の社説を読み比べてみると、メディアの立ち位置がはっきりします。
選択するのは、主権者、国民です。
特記しておきたいのは、熊本地震を憲法改正の議論に使うのは、基本的なスタンスとして間違っている。

東京 5月2日
「憲法記念日を前に「押し付け論」を越えて」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/

毎日 5月3日
「公布70年の節目に まっとうな憲法感覚を」
http://mainichi.jp/articles/20160503/ddm/005/070/034000c

朝日 5月3日
「個人と国家と憲法と 歴史の後戻りはさせない」
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_gnavi

日経 5月3日
「憲法と現実のずれ埋める「改正」を」
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO00366810T00C16A5EA1000/

読売 5月3日
憲法記念日 改正へ立憲主義を体現しよう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160502-OYT1T50121.html