どうも、問題の矮小化と世紀人のなすり合いが多い日本の福島汚染水問題、
きちんとコントロールする責任者がいない。
こんな人がいてくれたらなぁ!
「海への放出、規制当局が基準を グレゴリー・ヤツコ氏」
朝日新聞 9月26日版
下記のリンクで見られない読者もいそうだから、抜粋します。
抜粋
【聞き手・行方史郎=ワシントン】東京電力福島第一原発の汚染水問題について、米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ前委員長に聞いた。
――東京電力福島第一原発の汚染水漏れの現状をどうご覧になりますか。
原発の浄化や除染が一朝一夕には終わらない課題であると思い起こさせてくれた。少し驚いたのは、タンクの水漏れを作業員が歩いてチェックしていること。水漏れという初歩的なことを監視する装置が設置されていないのか。安全システムや管理態勢の欠陥を象徴しているようにみえる。
――東電は問題の解決能力を失っているとの声もあります。
東電任せではだめだという懸念は続くだろうが、誰かが取って代わることは容易ではない。すでに何人もの従業員が毎日作業に従事しているわけだから。今求められるのは、安全を最優先にした厳格でかつ効果的な管理・監督態勢の再構築だ。信頼回復のためには外部に対する説明責任も重要。専門家や外部からの助言は適宜必要かもしれないが、これらの大部分は実は現場にいる社員や請負業者の作業員の日々の行動で培われるものだ。
政府が当事者になることがいいとは思わないが、規制当局(日本の場合は原子力規制委員会)が果たす役割は大きい。原発の安全だけでなく、放射能漏れや環境への影響を監視するのは規制当局の任務だからだ。地質学や水文学の専門家が足りないのなら、新たに雇うべきだろう。
抜粋終り
http://digital.asahi.com/articles/TKY201309250616.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201309250616
日本にいなんだったら、呼べば。この問題は、もう日本だけの問題ではないよ!
地球レベルの問題だと思う。