BALSA666のお魚生活

魚好きのbalsaさんの魚に関する様々なことを紹介していきます。

ゴムなのかな?

2015-03-27 11:25:00 | パクー
 今回は、私が飼育しているパクーの中でも一番のお気に入りを紹介します!!


 いわゆる トカンチンス ブラックエッジ パクー です!










































 超カッコいいパクーだと思ってます!!


 ちなみに体色は、体調によってかなり激しく変化します。


 この写真を撮った時は、夜中に目が覚めて眠れなかったので「水槽も綺麗に磨いたし、写真でも撮ろう!」と思い立って撮ったので、パクー達の体色は、普段より白っぽくは、なっていましたので、赤斑は綺麗に出て黄色も良く出ていました。


 体調により、真っ黒になったり、反対にもっと白っぽくなる時も有ります。


 2010年の11月に最初の1匹目を購入。


 その後、さらに2匹を追加。


 そして、2011年の9月にベビーを8匹導入!!


 その後、ショップに頼まれて大きいサイズの♀を2匹放出。


 そして、更に猫屋さんに在庫で居た2匹を追加。


 その後、またショップに「アクア・トト岐阜に頼まれている」ということで4匹を放出。


 そしてそして、先日の猫屋閉店セールの時に鰭欠け個体を格安で1匹追加!!


 現在、8匹のトカンチンス ブラックエッジ パクーを飼育しています。


 猫屋閉店セールでの1匹はまだ12cm位ですので、1800水槽で元気に泳ぎ、欠けていた鰭も綺麗に復活しています。


 メイン水槽に居る7匹の内分けは、32cm位の♂と♀がそれぞれ1匹、30cm位の♀が1匹、25cm前後の♂が1匹で♀が3匹です。


 この魚に関しては♀でも♂に見劣りしない派手さが有りますね!!


 うちの環境では、特に争うこともなく、ナマズに対しても鰭や髭をしつこく齧ったりはしていません(もちろん、たまに鰭先が齧られたりはしますよ! パクーですからね!)


 

 さて、このパクーの正体なんですが、まず、カラシン目カラシン科は間違い無い。


 そして亜科はピラニアなどと一緒のセルラサルムス亜科、これも間違い無いでしょう。


 そしてその続きなのですが、よく言われる “セナブルギー” という呼び名から調べてみて “Utiaritichthys sennaebragai ” になるのだと思います。


  “Utiaritichthys sennaebragai ”  ←これって、なんて発音するのかな?


 “ウティアリキティス セナブラギ“ でいいのかな? 読める人、居りましたら教えてください。


 私が調べた限りでは、この “ウティアリキティス“ にはもう1種いて “Utiaritichthys longidorsalis” という魚がいるそうです。


 詳しいことは良く分かりませんでしたが、複数のHPに「これら2種(または “Utiaritichthys sennaebragai ”だけ )はトカンチンス、アラグアイア、タパジョス水系に生息している」という意が書かれていました。


 これらのことを総合的に考えると、以前から疑問に思っていたこと、つまり「パクー ボハッシャ “pacu borracha” とは “Utiaritichthys sennaebragai ” のことではないのか?」は、あながち間違えではないのでは? と思っています。


 パクー ボハッシャ “pacu borracha”







 (しかし↑この写真を見たら顔つきが全然違うな~!!)



  borrachaとはゴムとかタイヤの意味だそうですが、アマゾンばかの著者である中東照雄さんの伝説のブログボンバダアグアでセンセーショナルに紹介され、パクーマニア達の間で様々な論議を起こして来た魚です。

 

 この考えはあくまでも、私個人の考えで、もちろん、異論の有る方も大勢いらっしゃるのは良く分かっております。


 しかし、私もパクー ボハッシャに憧れ、これまでに、沢山の人の意見を聞き、海外のHPを調べ、実際の魚も飼育し、見てきました。


 HPで見ているとボハッシャが写る画像にはテレスピレス、アズールなどのタパジョス水系の物が多く見られました。


 逆に言うとトカンチンス水系のボハッシャなどは私は見つけることが出来ませんでした。


 ボハッシャの中には緑やオレンジ、黒等の文様の入る派手な個体も多く見られ、場合によっては “カラ” と紹介されることもあるようで、私の見解ではボハッシャとカラは同種です。






 先程も書きましたが、うちのトカンチンス ブラックエッジでも色の変化は体調によって大きく変わります。


 トカンチンスと同じ水系ともいえるアラグアイアのラバーパクーも見た感じでは、トカンチンス ブラックエッジ酷似しています。


 ただ、全く水系の違うタパジョス産のラバーパクーはトカンチンス産とは少し違う感じもします。
 

 実は先日、タパジョス産のパクーを入手しましたが、私が見る限りでは同じ “ウティアリキティス“ なのは間違い無さそうです。


 今後、どのように変化し、トカンチンス産との違いが出てくるのか??? 非常に楽しみです!


 どちらも “Utiaritichthys sennaebragai ”なのか? 片方は “Utiaritichthys longidorsalis” なのか? それとも、また違った答えが有るのか? ボハッシャとは、全く別のパクーのことなのか????


 パクー飼育は、こんな推理も楽しみの一つだと思っております!!


 異論、反論有りましたら,是非、お聞かせ下さい!!






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