まず、今回の災害で命を落とされた方々に心よりご冥福申し上げます。
また、深刻な被害を受けられました方々の少しでも早い復興をお祈り申し上げます。
私も募金等、出来る限りのことはさせて頂きますので、どうか、頑張ってください。
今、日本中の人が私と同じ気持ちでいると思います。
関西も阪神大震災から復興を遂げました。
必ず、今回のことは乗り越えることができますので、どうか、負けないでください。
そんな中ですが、私の出来ることの一つは熱帯魚関係のことで何か参考になりそうなことを発信することと考え、今後もなにか、思いついた時には紹介していこうと思います。
「こんな時に不謹慎な」という意見もあるのは承知ですが、実際に停電が迫っている方には深刻な問題だと思いますので、ご了承ください。
さて、昨夜には静岡でも岐阜県下呂でも地震もあり、今、日本はどこにいても地震、停電の可能性が高まってきているように思います。
そこで、今回は関東で実施されます3時間の輪番停電が継続される状況下に置いての飼育対策を考察してみます。
◇水温について
関東ではしばらく、3時間の輪番停電が実施されますが、そのような状況下に置いての水温の設定温度は魚の種類によりますが、その魚の飼育可能な範囲でなるべく低い温度まで時間をかけて下げる方がいいと思います。
これは、魚に水温の変化によるストレスをなるべくかけない為と節電の両方に有効なことです。
例えば、私の場合、パクー水槽は、大きく育てたいので、普段は28℃~30℃で飼育していますが、24℃くらいなら問題がありませんので時間をかけて落としていきます。
急に水温を下げますと調子を崩したり、白点病が発生したりしますので一日で2℃くらい下げるのが良いのでは?と思います。
具体的に言うと、朝の10時に2℃下げたら、次に2℃下げる設定をするのは次の朝の10時といった感じです。
そして、停電が始まりましたら、水槽の側面、前面、出来れば蓋の上にも発砲板で囲い保温をします。
その時に前面の一部を開閉出来るように加工しておけば、中の様子を確認するのに便利です。
また、普段は蓋をしない飼育スタイルの方は気化熱による水温低下を押さえる為にも停電時は蓋をするべきだと考えます。
◇餌について
停電している間はエアレーションが有っても濾過は動いていない場合がほとんどだと思いますので水質の維持が難しくなるのと、水温を下げた為に、魚の代謝が下がりますので、餌はなるべく少なめにするべきです。
特にアフリカン シクリッドやパクー等、消化器系が弱い傾向の魚は低水温時に餌を多く与えると腹水病や突然死を起こす可能性が高まります。
もし、食べるのであれば、金魚の餌を与えるのは有効と考えます。
金魚には胃袋が有りませんので、基本的に金魚の餌は消化の良い餌が多いのです。
過去(20年くらい前)に私の友人二人はアフリカン シクリッドの突然死に悩まされていましたが、キョーリン:ランチュウベビーゴールドのみの飼育スタイルに変えたら突然死がほとんど無くなったそうです。
当然ですが、この期間は冷凍ワカサギのような水を汚しやすい餌は控えるべきですね。
◇エアレーションについて
今回の停電で小型水槽で飼育をされている方は電池式のポンプでのエアレーションを考えている方が多いと思いますが、水温の変化は、小さい水槽の方が激しいのです。
水槽に入っている魚の状況によりますが、エアレーションの必要が無い程度の飼育スタイルであれば、水温の低下を助長するエアレーションはしない方が良いと思います。
もし、魚が水面で口をパクパクしだしたら、それは酸欠ですので、エアーストーンを底まで沈めずに中層くらいに沈めてエアレーションすれば水温の低下は押さえられると思います。
また、エアーストーンを使う代わりに水作エイトのような投げ込み式フィルターを使うのは有効で、思いのほか強力な濾過能力を発揮します。
もちろん、普段から使って、十分に濾過細菌を育てておくと更に強力ですが、新品でもけっこう効きますので試してみる価値はあると思います。
また、エビは酸欠に弱い種が多く、落ちた後に著しく水質を悪化しますので、注意が必要です。
◇水換えについて
普段よりも水温を下げて、餌を少なくしますので、魚の体力は当然落ちてきます。
そこで、普段と同じように水換え行うことは、やはり、魚にストレスを与えると考えられますので、この期間の水換えに関しましては、少量をこまめに行うべきと思います。
具体的には、普段、一週間に一回、2分の1の換水をしていたならば、4日に一回、5分の1くらいの換水で充分だと思います。
※今回も、何かお気付きの点、有効な方法、反対意見等ありましたら遠慮なくコメントでお知らせください。
種々、書きましたが、関東以東では、飲料水をはじめ、あらゆる物が品薄だそうですが、関西ですら、単一電池は入手しずらい状況になってきています。
今後、様々な不自由なことが発生したり、深刻な状況が明らかになっていくと思いますが、悲嘆に暮れているだけでは日本全体が沈んでしまいます。
今回、幸いにも被害を受けなかった私達が、なんとか元気をだして、出来る限りの復興へのお手伝いをしていくことが本当に大切なことと思いますので、皆で団結してこの大災害を乗り越えていきたいと決意しております。
また、深刻な被害を受けられました方々の少しでも早い復興をお祈り申し上げます。
私も募金等、出来る限りのことはさせて頂きますので、どうか、頑張ってください。
今、日本中の人が私と同じ気持ちでいると思います。
関西も阪神大震災から復興を遂げました。
必ず、今回のことは乗り越えることができますので、どうか、負けないでください。
そんな中ですが、私の出来ることの一つは熱帯魚関係のことで何か参考になりそうなことを発信することと考え、今後もなにか、思いついた時には紹介していこうと思います。
「こんな時に不謹慎な」という意見もあるのは承知ですが、実際に停電が迫っている方には深刻な問題だと思いますので、ご了承ください。
さて、昨夜には静岡でも岐阜県下呂でも地震もあり、今、日本はどこにいても地震、停電の可能性が高まってきているように思います。
そこで、今回は関東で実施されます3時間の輪番停電が継続される状況下に置いての飼育対策を考察してみます。
◇水温について
関東ではしばらく、3時間の輪番停電が実施されますが、そのような状況下に置いての水温の設定温度は魚の種類によりますが、その魚の飼育可能な範囲でなるべく低い温度まで時間をかけて下げる方がいいと思います。
これは、魚に水温の変化によるストレスをなるべくかけない為と節電の両方に有効なことです。
例えば、私の場合、パクー水槽は、大きく育てたいので、普段は28℃~30℃で飼育していますが、24℃くらいなら問題がありませんので時間をかけて落としていきます。
急に水温を下げますと調子を崩したり、白点病が発生したりしますので一日で2℃くらい下げるのが良いのでは?と思います。
具体的に言うと、朝の10時に2℃下げたら、次に2℃下げる設定をするのは次の朝の10時といった感じです。
そして、停電が始まりましたら、水槽の側面、前面、出来れば蓋の上にも発砲板で囲い保温をします。
その時に前面の一部を開閉出来るように加工しておけば、中の様子を確認するのに便利です。
また、普段は蓋をしない飼育スタイルの方は気化熱による水温低下を押さえる為にも停電時は蓋をするべきだと考えます。
◇餌について
停電している間はエアレーションが有っても濾過は動いていない場合がほとんどだと思いますので水質の維持が難しくなるのと、水温を下げた為に、魚の代謝が下がりますので、餌はなるべく少なめにするべきです。
特にアフリカン シクリッドやパクー等、消化器系が弱い傾向の魚は低水温時に餌を多く与えると腹水病や突然死を起こす可能性が高まります。
もし、食べるのであれば、金魚の餌を与えるのは有効と考えます。
金魚には胃袋が有りませんので、基本的に金魚の餌は消化の良い餌が多いのです。
過去(20年くらい前)に私の友人二人はアフリカン シクリッドの突然死に悩まされていましたが、キョーリン:ランチュウベビーゴールドのみの飼育スタイルに変えたら突然死がほとんど無くなったそうです。
当然ですが、この期間は冷凍ワカサギのような水を汚しやすい餌は控えるべきですね。
◇エアレーションについて
今回の停電で小型水槽で飼育をされている方は電池式のポンプでのエアレーションを考えている方が多いと思いますが、水温の変化は、小さい水槽の方が激しいのです。
水槽に入っている魚の状況によりますが、エアレーションの必要が無い程度の飼育スタイルであれば、水温の低下を助長するエアレーションはしない方が良いと思います。
もし、魚が水面で口をパクパクしだしたら、それは酸欠ですので、エアーストーンを底まで沈めずに中層くらいに沈めてエアレーションすれば水温の低下は押さえられると思います。
また、エアーストーンを使う代わりに水作エイトのような投げ込み式フィルターを使うのは有効で、思いのほか強力な濾過能力を発揮します。
もちろん、普段から使って、十分に濾過細菌を育てておくと更に強力ですが、新品でもけっこう効きますので試してみる価値はあると思います。
また、エビは酸欠に弱い種が多く、落ちた後に著しく水質を悪化しますので、注意が必要です。
◇水換えについて
普段よりも水温を下げて、餌を少なくしますので、魚の体力は当然落ちてきます。
そこで、普段と同じように水換え行うことは、やはり、魚にストレスを与えると考えられますので、この期間の水換えに関しましては、少量をこまめに行うべきと思います。
具体的には、普段、一週間に一回、2分の1の換水をしていたならば、4日に一回、5分の1くらいの換水で充分だと思います。
※今回も、何かお気付きの点、有効な方法、反対意見等ありましたら遠慮なくコメントでお知らせください。
種々、書きましたが、関東以東では、飲料水をはじめ、あらゆる物が品薄だそうですが、関西ですら、単一電池は入手しずらい状況になってきています。
今後、様々な不自由なことが発生したり、深刻な状況が明らかになっていくと思いますが、悲嘆に暮れているだけでは日本全体が沈んでしまいます。
今回、幸いにも被害を受けなかった私達が、なんとか元気をだして、出来る限りの復興へのお手伝いをしていくことが本当に大切なことと思いますので、皆で団結してこの大災害を乗り越えていきたいと決意しております。
今、ラジオはradikoを使って被災地でも関西の放送が聞けるようになっており、ABCやMBSでは「番組を通して被災地を激励しよう!!」という雰囲気になってきています。
いつまでも、悲嘆に暮れて同情しているだけでは、かえって被災されて方達にとっても良くないと思います。
力強いコメント、ありがとうございました!!