劇団夢の旅

去年から私の友達が下町かぶき組の人情芝居にはまってる。
その中でも「劇団夢の旅」団長の瞳ひろしが面白く、彼の公演をなんどか誘われて私も見に行った。
去年の秋が秋田の康楽館へ2度、今年の2月に平内のまかど温泉へ、
そしてこの秋にまた下町かぶき組が康楽館へ来たので行ってきた。
康楽館は昔のかぶき小屋をそのまんま保存しているとても雰囲気のある劇場だ。
ここでお芝居を見るのはそりゃ盛り上がる。
低い天井に花道に隠れ扉、、、なんとも面白い。
やはり瞳ひろしは面白い。何度も見ればメンバーもおなじみで懐かしいなぁと思ってくる。
今回は親の仇うちがメインというちょっと哀しいお話だ。けれど、人情劇らしく、シンプルで情けがあっていいお話だなと思う。
敬老の日なのでお年寄りの団体が多い。秋田や盛岡から。
そんなお年寄りに混じって、時々出るギャグに笑いながら見る芝居はなんとも和む。
2部は舞踊ショーで一部で男役だった団長が、おしろいを塗ってきれいな女役で登場。踊りもとてもキレイだ。
この日は大雨だったので、いつも芝居が終わったら劇団の皆さんが外で送ってくれるのが、玄関口での見送りになった。
団長さんにお願いして一緒に写真をとった。
すると団長さんが「どうですか？面白かったですか？」と話しかけてきてくれた。
まさか話しかけてもらえるとは思わなかったので、ちょっとビックリ、ドキドキして「はい！楽しかったです」とうわずって答えてしまった。
私の友達は照れて先に行ってしまい、私が団長さんと向きあう感じに。
そういや、2月のまかど温泉のときも見送りのときに「次の公演はいつですか？」と聞いたんだよな。そのとき「康楽館」と聞いたので今回もこっちに着たけど、そのときのこと覚えてて話しかけてきてくれたのかなぁ？と思いつつ、いやたぶん覚えていないだろうなぁ。写真ついでのリップサービスだろうなぁ。
「また見に来てくださいね。」と帰り際に行ってもらったので「はい。ぜひに」と言ってしまった。いや、また来たい。面白かったし。