韓国料理「李朝」

昨日から私の上司（Ｄさん）の上司（Ｆさん）の上司Ｂさんが、本社のボストンから来ています。
毎度毎度Ｂさんや他のＶＩＰが来たときは、何人かの幹部で夕食会という名の接待が行われてます。
たいていは宿泊先の五所川原市の某大型ショッピングモールのそばのホテルです。
いつも夕食会のときはレストランに頼み、洋食のコース(たいていの方は和食はあまり得意ではない)を用意してもらうのですが、、、、さすがにＢさんも毎度毎度じゃ飽きた様子。
それで今回は五所川原市にあるすし屋にしようかどうかと話をしてました。

そして、、、
今回Ｄさんが私用で出席できないので、私にピンチヒッターとして参加してほしいと頼んできました。
うーん、、正直言っておエライ方との食事は気が進みません。
派遣社員の私にとっちゃコレってサービス残業ですし、犬の散歩を親に代わってもらわなくてはいけなくなるし(代わりに次の日の朝当番と変わってもらったり)、
これも英語のリスニングのいい機会といえばいい機会ですが、やっぱり難しくてね。ま、聞き取れたとしても私が会話に参加できるかは微妙だ。

やる気は微妙だったのだが、夕食会の場所が「李朝」と聞いてちょっと気持ちが動いた。この辺では珍しい本格韓国料理の店(ただの焼肉屋ではない）。前から看板を見てたので気になってたし、本格的なビビンバやチゲが恋しいこの頃。(ＧＷの釜山の旅行以来食べてないよなぁ）
ということで、ピンチヒッターを引き受けました。食欲の秋真っ盛り。食べ物にほんとに弱い。

建物はこじんまりとしてましたが、中のインテリアとかはすんごく素敵でした。家具とかお部屋の飾りとか、みんな韓国ぽくてね。
いかにも伝統的な韓国家屋をモチーフにしてて、木と白壁の組み合わせがおしゃれ！
座敷とテーブルがあったのだが、皆さん座敷は苦手な用で。。。
でも４人がけテーブルに５人座るって誰かが課長席にならなきゃいけない。。
太い外人さんにそんなことさせられないのでしかたなく私が座った。
皆さんメニューが読めないので、適当に私が説明する。
とりあえず肉を焼こうということで、上カルビ(１２００円)、ソストカルビ(９５０円）と海鮮物の串焼きやらホタテやらベーコン巻きやら野菜も色々頼み、サラダとチゲ鍋(私が食べたかったりする)とご飯も頼む。
メンバーはＢさんとＦさんのほかに幹部が２名。
Ｂさんはお箸の使い方が非常に上手で、けっこう日本を旅行してるらしく、色々文化や日本語もご存知でした。
Ｆさんもこっちの生活に慣れたのか、お箸がうまい。
お肉もおいしかった。
その辺の安い焼肉やの肉とはやっぱり違う気がした。
分厚いし、ジューシーだし、４人ともみなさんうまいうまいと言って好評だったので、もう一皿ずつカルビを追加。
焼き方が豪快なんだよね、むちゃ隙間なく一枚一枚きれいに並べて焼くとかじゃなく、皿ごと肉を塊のように網の上にドバッてまけてから、少しずつ広げていくという、、、さすが肉食の国の人たち。
気を使って私にも話しかけてくれたりするのがうれしい。
でも後半仕事の話になるとチンプンカンプン？
それでも、ご馳走にもなったし、あんまり遅くもならなかったし、まぁまぁの夕食会でした。
しかし李朝のチゲはあんまりいただけなかった。しょっぱいし、なんかコクと言うかだしと言うか、ＮＹのコリアンタウンとかのほうが何倍もうまくて、ちょっと期待はずれ。それとも日本人の味にあわせてるから。。。？いやー、違うぞ、たぶん。
でも肉は良かったです。

http://www.rasela.ne.jp/leetyo/(李朝ＨＰ）