BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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トルコの旅⑦ コンヤ

2009-05-18 23:21:31 | 旅行
夕方コンヤ市内へと入りました。
コンヤはイスラム教の町。
トルコのイスラム教は他の国のイスラム教徒比べるとかなり穏やかで甘い。
ソフトイスラムと呼ばれてるんですって。
国の政治と宗教が完全に分離されてるために、町を歩いていてもあまりイスラム教の国という感じはしません。
でもたしかにモスクは多いし、お祈りの時間には音楽が聞こえてきたりします。
しかし町を歩く人が街中でもお祈りをしているかというとそうでもありません。
トルコ人はお酒もだって飲みますしね。
しかしコンヤはトルコの中でも割とイスラム教の戒律を守ってるムスリムが多く住んでいる都市であります。
この町で一番有名なのが「メヴラーナ博物館」。
なんとあのムハンマド(マホメット)のあごひげがあるというのです。
この日は土曜日なんで外国人のみならず、トルコ人の観光客もたくさんいて、かなりかなり混んでいました。

モスクは白くてトルコブルーの色の屋根がすごくきれいです。
モスクの中は撮影禁止でしたが、メヴラーナ教の創始者の棺などがあり、豪華絢爛な美しさでした。
熱心にお祈りしてる人もいます。
あのムハンマドのあごひげがしまってあるガラスケースには、ケースの端にキスをしながら涙を流す信者もたくさん居ました。
トルコのイスラム教徒にとってここはとても大切な場所なのでしょう。
なんだか不思議な光景でした。
信仰って何なんでしょうね。

次に訪れたのがインジェ・ミナーレ博物館。
とにかく建物の模様が素敵。
イスラムの幾何学模様、タイルの美しさすばらしい。
この博物館の前は大きな通りに面していて休日なためたくさんの人が歩いたり座ったりしてます。
ちょっとトルコ人ウォッチングです。

イースタンブールではそう思わなかったんだけど、ここに来てけっこうスカーフ姿の女性をたくさん見かけるようになってきました。
トルコの女性がスカーフを巻くのは、伝統的というか、おしゃれというか、流行の場合もあるそうな。
あと男性はかなりかっこいい顔の人が多いのですけど、年をとるとかなりの確率ではげてしまうっぽいです。
食べ物のせいかな?
ガイドのハイダルさんも36歳なのに頭の毛がやばそうだし、猫っ毛っぽいですね。

町を歩いていて発見したもの。
ひまわりの種を炒ってるのかなぁ?
トルコ人はヒマワリの種が大好きだそうで、食用ヒマワリの畑もいっぱいあります。
そしてもう一枚はピスタチオが詰まった箱。
模様がアラビアっぽくて素敵だなぁと思いました

トルコのしては珍しくコンヤの中心部では市電が走ってました!!
さて、本日のお泊りの宿ですが、デデマンホテルです。
とてもおしゃれでスタイリッシュなホテルでした。
部屋も豪華で満足です。
回転ドアには、メヴラーナ教の踊り(旋舞)セマーがかかれてまして、クルクル回ってます。


これはホテルで食べたデザートのライスプディング。
甘くておいしいのですが、ライスが入ってるのがちょいキモイ。
夕食はなぜかトルコ料理ではなく、西洋式なビーフステーキでしたが、やばいくらいまずかったです。
トルコはすごく料理がおいしい国だと思ったのですが、ここにきて始めてまずいものに遭遇した気がします。
このホテルがまずいのか?(立派なホテルなんだけど)

このホテルのいいとこは向かいにスーパーがあるところ。
ホームセンターもあり、トルコ人の庶民の生活を見れそうですね。
私は旅先でスーパーマーケットに行くのが好きです。
スーパーではなんと言っても物が安いので、その地方のお茶やジュースなど買いますね。
早速妹と母と行き、チャイやらざくろジュースやら、オリーブ、蜂蜜、スープのもとなど大量に買い込みました。
ざくろジュースなんて日本で買うと何千円もするよね。
なんで大量に買いました。
スーツケースが重くなって帰りやばかったですが。
いいね、やっぱりスーパー大好きです。

トルコのパンはかなりでかいですよ。
でもかなりうまいのだ。
⑧へと続く、、、