BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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トルコの旅⑨ カッパドキア

2009-05-23 23:47:45 | 旅行
ランチの後は本格的なカッパドキアの見学です。
カッパドキアはトルコでも有名な観光地です。
そこはアナトリア大奇岩地帯。
小さな街がカッパドキアのあちこちにあって、その風景がとっても面白い。
私たちは1泊2日しかしなかったけど、3泊ぐらい、いや1週間ぐらい滞在してゆっくり遊びたいとこだと思いました。
レンタサイクルもできるし、馬で渓谷めぐりもできるみたいだし、洞窟ホテルも豪華ホテルから洞窟住居スティまで色々あって、いろいろな楽しみ方ができる場所だなーと思いました。

まず始めに訪れたのが、ギョレメ野外博物館というところ。
ギョレメ谷というところにあって、岩肌にあいてる洞窟にたくさんの教会が残ってるのです。
目の前に迫る奇岩にポコポコ開いた穴は洞窟部屋の窓や入り口です。
なんだか童話の国のマンションみたいだ。

洞窟の手前には、りんごの花がきれいに咲いてました。

洞窟の中のフレスコ画はかなりきれいに残ってます。
聖書のエピソードの絵など有名な場面が描かれてます。
私たちは特に有名な、「りんごの教会」「蛇の教会」「サンダルの教会」を見学しました。
サンダルの教会は描かれた絵の中でみながサンダルを履いてるかららしいです。
ガイドのハイダルさんは、サンダル教会が一番好きと言ってましたね。

中には教会だけではなくて、食堂の跡やかまどを使ったであろう部屋なども残ってたりしました。
昔のキリスト教徒たちはこのように洞窟の中で隠れて暮らしてたのかなぁ?
洞窟の中のフレスコ画はなんだか神秘的な気がしました。
もっともっといっぱい洞窟があっていろんな絵が隠れてるんだろうなぁ。

博物館から見たギョレメ谷の風景です。
眺めがいいなぁ。

これはアーモンドの実です。
こんな風になるんだねぇ。

うーん、面白い景色だ。
岩といい、その中にポコポコ空いた洞窟といい、映画のセットにでもなりそうだ。

さて、今度はトルコ風アイスを食べに行きました。
それは小高い丘の上にあるドライブインのような店でした。
丘の上からの眺めもいいし、トルコ人観光客も結構来てました。

そこで「のびーるトルコのアイス・ドンドォルマ」を頂きました。
おみやげ物を売ってる店があり、この店先で↑のようにアイスを伸ばしたりしてました。
なんかお餅のように見えて、、、これがアイスなのかと思うけど、食べたらとても甘くておいしい。
ちょい弾力があって、のびるのびーる!!

この後、ここのお店のオーナーである方の洞窟住居へ見学へ行きました。
その住居は一般客(個人客)には公開してないそうです。
ここの住居の住人とガイドのハイダルさんが個人的にお友達ということで、特別に見せてくれてるとのこと。
こういう場所はツアーじゃないと来れない場所ですね。
写真↑のように入り口から中に入ると地下に降りる階段があって、その奥が自宅になってます。
天井や壁をくり貫いたようになって、天井は意外に高いです。
窓から外の様子が見れます。
洞窟住居のいいとこは年中通して、温度が一緒なところ。
夏は涼しく、冬は暖かい。

地面は堅いので、一般家庭と同じく厚いじゅうたんを敷いてました。
ちなみにこの住居を作ったのは、この持ち主のおじいさんだそうで3代目だそうです。
絨毯は厚くてふかふかなので、ちっとも痛さは感じません。
洞窟住居は住み心地がよさそうです。
ちなみに電気もガスも引いてあって、不自由はないみたいですね。
何より窓から眺めるカッパドキアの風景がすばらしい!
一度ホームスティでもしてみたいなぁ。
ここの奥様が手作りで色々な編み物やレースなど作ってましてそれも大変きれいでした。
実は靴下を買ったので後日公開します☆