BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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トルコの旅⑧ 隊商宿とカイクマル地下都市 

2009-05-20 22:27:17 | 旅行
毎日ブログ更新するつもりですが、昨日はどうも眠くて9時30分に寝てしまった。
ランニングの成果、仕事のせいか。。。

さて、トルコ紀行の続きです。
ツアー5日目、後半戦ですね。
前日コンヤで宿泊したデデマンホテルは豪華で気に入りました。
夕食のビーフステーキはまずかったけど、朝食は普通のトルコメニューでうまかった。
ハチミツが蜂の巣みたいになってて驚き!
朝から贅沢です。

この日はバスでカッパドキアへ移動です。
コンヤ郊外を抜けて、まっすぐ続く一本道を進みます。
周りは牧草地で羊の放牧をたくさん見かけました。
ここの道路はまっすぐで有名らしい。
というのも、なんとあのシルクロードらしいです。
そうか、トルコもまさに通過地点だもんな。
中国からペルシャへ続くシルクロードを走ってるなんて、なんか不思議だなぁ。
バスは途中トイレ休憩に、そのシルクロードに関係した場所へ立ち寄りました。

(正面から)

(中へ入ると)
ここは、シルクロードをらくだで渡って商売した行商人達のお宿「キャラバンサライ(隊商宿)」です。
隊商宿はシルクロードに沿って、主にらくだが一日で進める距離ごとに設けられてました。
こう聞くと東海道五十三次の宿みたいですね。
ここのは大変保存状態がいいとのことです。
かなり大きくて立派で、正面のレリーフなどとてもきれい。
隊商宿はその国の王様が作ったもので、2泊までは無料だそうです。
それ以上はお金を取ってたそうですが、できるだけ立ち寄って商売をしてもらうためらしい。

(中の様子)
さて、バスはまたカッパドキアへ向けて走ります。
道路の右側には富士山に良く似た「ハッサン山」が見えてきました。
富士山より高いとのことで、雪を抱いていてかっこいい。

午前中に無事カッパドキアの中へ入りました。
まずは郊外のカイクマルというとこにある地下都市に行きました。
カッパドキアはかなり広くて、場所によって名所が離れてます。

(地下都市への入り口)
地下都市は地下8階ぐらいまであるらしい。
細い道を降りたり進んだりしてどんどん下へもぐります。
中には色々な部屋があちらこちらにあって、非常に面白いです。
教会のあととか、ワイン工場みたいなのとか。
ここに何千人もの人々が昔隠れて住んでたなんて不思議ですね。

その後は、お昼ご飯は洞窟風レストランで頂きます。
小高い丘の上にあり、ホントに洞窟を改造したっぽい。
カッパドキアはワインが有名らしく、ワインも販売に来てました。
私はレストランオススメのぶどうジュースを頂きました。

カッパドキアは土が独特の質で非常に軟らかく陶芸に適しているということで磁器が有名です。
また住宅のレンガもこの地方の土を使ったもので焼いてるので、色が他の地方と違ってます。
普通の家にもこのレンガは使われてます。
なんだか可愛いなぁ。
ちなみにトルコ人は大きな家とベランダが大好きです。
イースタンブールでは大きな家に住むことは難しいけど、田舎に行くと2階建ての大きな家が多い。
あとベランダが都市でも田舎でも必須です。

⑨へ続く・・・