洞窟住居訪問の後は、絨毯工房へ行きました。
トルコといえば一番有名なのは絨毯ですよね。
めっちゃ高いですよ。
けど、すっごくふかふかで気持ちいいです。
かなり厚みがあって、ものによると何十年も持つらしいのです。
なのでトルコでは親から子の世代へ引き継がれる「アンティーク絨毯」と呼ばれるものもあるくらいです。
実はトルコの絨毯にはある特徴がって、織った目によって同じ絨毯なのに見える角度で色がまったく変わることがあるのです。
↑は同じ絨毯です。
ブルーの色が変わりましたよね!
ですが、くるりと絨毯を一度翻えさせるだけで(これはまわし方にコツがある)、色がまったく変わるのです。
ガイドのハイダルさんは日本語ガイドをする前に、絨毯屋に勤めていたおかげでかなり絨毯に詳しいので色々教えてくれました。
↑の絨毯もハイダルさんがまわして見せてくれました。
これは色々な複雑な糸を織り込むトルコ絨毯ならではなんでしょうね。
魔法みたいですよ。
さて絨毯工房では、絨毯ができるまでの過程をこまかに説明してくれました。
説明を担当してくれた写真おじさんは非常に日本語がうまくて、時折ギャグを混ぜて痛快に説明するのでかなり笑えて面白かったです。
吉本興業みたいな話し方だわ。。。なんてツアー客の誰かも言ってたくらいです。
トルコ人はほんとに日本語うまいわね。
聞いた話によるとトルコ語と日本語は文法や発音が似てるとか。
同じ言語ファミリーに属するらしいよ。
このおじさんの眉毛が両側つながってるのを見て、ちょい驚きました。
こんな眉毛あるのかなぁ?
日本では見ないよなぁ。。。と思ってたら、このおじさんだけではなく、この絨毯工房で働いてる若い男性も同じく眉毛がつながってる人がいました。
トルコ人は眉毛太いのね。。。
工房では女性が主に絨毯を作るみたいです。
男は営業(口がうまい)専門みたいですねぇ。
絨毯織りの仕事は専門職で、学校とかで造り方を習うみたいですよ。
機織(はたおり)機に絨毯の模様が書かれた見本の紙が張られてます。
これを見ながら忠実に、すごい速さで糸を織り込んでいくのはすごい技だと思いました。
また絨毯というと羊毛が主ですが、ここでは絹の絨毯も作ってまして、蚕の糸から織り糸を作っていく過程も見せてくれました。
そのあとたくさんの絨毯を見ましたが、ほんとにどれもきれい。
模様がどれも素敵なのですよ。
特に絹の絨毯はさわり心地が良くてよくて、この絨毯の上でゴロゴロ寝たい・・・と思いました。
しかし畳一畳でも何十万もしますからね。
およそ手には入りません。
さて、夕方に近づいてきたとこでいよいよカッパドキアのシンボル☆「キノコ岩」群を見に行きました。
キノコ岩ってどこですか?なんて聞かれても具体的に「あれ!」というのはないです。
キノコの形した岩ならみんなキノコ岩。。。ってくらいいっぱいあるとか。
「バスが着くまで1-2分目を閉じてください」
とハイダルさんに言われたので目を閉じてました。
どきどき・・・
着いて「ハイ!目を開けてくださいね!」
といわれて目に入ったのがこの景色です。
以下写真一気に載せます。
こんな感じの風景がいっぱいあります。
キノコというより、シメジだなーと思いました。
ふふ、ここもおとぎの国に着たみたいよね。
自分が小人か何かになったような気分に浸れちゃいます。
ちょっとしか滞在しなかったけど、もっと色々探索したかったな。
自分だけの面白い形の岩とか見つけて名前つけたりね。
この岩(↑)は、ちなみにウサギの横顔に見えませんか?
これは有名な「らくだ岩」です。
これは、私的に「バベルの塔」と名づけさせていただいた。
カッパドキアの奇岩はほんとにたくさんあって、おそらく私が見てないもっと面白い奇岩がいっぱいあることだろう。
やはり何日間か滞在したい場所だー。
とりあえず今日はここまでですね。