昨年末から明けてお正月の新聞に、気になるコンビがいた。いや、コンビというのは私の一方的な希望的予感でしかない。
一人は書評や評論で大人気の、斎藤美奈子さんである。彼女が最近追っかけ?ている男性がいるのだ。しかし、さすがお目が高い。彼は私も3年前から目をつけていて、密かにファンだったのである。名古屋で現役の小学校の先生をしており、ジャパンマシニスト社から発行されている「おそい・はやい・ひくい・たかい」という「教師と親のための学校BOOK」マガジンの編集人でもある岡崎勝さんである。
昨年、斎藤美奈子さんが新聞の書評欄で、岡崎勝さんの最新刊「学校再発見」(岩波書店)を紹介されていた。これにより一度は選書会議で落ちた「学校再発見」は、斎藤美奈子さんという強力な助っ人を得て、リベンジを果たす事ができた。しかも「学校再発見」推薦の弁を、「おそい・はやい・ひくい・たかい」の中でも斎藤さんは語っておられる。幸福な出会いであろう。
1年前まで発行されていた「月刊家族」と言う新聞形態の月刊紙があり、広島で発行されていたその逐次刊行物の記事は、ほとんどがとんでもなく面白かったが、岡崎勝さんの「帰って来た わし、教員だわ」(注/この「だわ」は名古屋弁のイントネーションで読む事。おネエ言葉ではありません)というタイトルの連載が、ダントツに面白かった。
全文、名古屋弁で書かれたお笑い教員エッセイである。しばしば爆笑するが、姿勢は誰よりも真剣である。こんなに学校現場と教員の世界をリアルに語ってくれる現役の先生はいない。といって暴露ものでも、グチっぽくもない。
しかも岡崎さんは熱血教師でも、教育熱心でもないようにみえる。でもきっと、子ども達には絶大な人気があるような気がしてならない。子ども達のみならず、人間にとって何が大事かを、直感的に知るひとではないかしら。現場の人ならではの現実的で、地に足の着いた言葉を聞く機会は、そうないと思う。ホンモノの先生の底力を見る思いがする。
「月刊家族」が終了して「帰って来た わし、教員だわ」も読めなくなり、がっかりだったが、岡崎勝さんのHPがある事を知り、昨年、時間を忘れて読みふけってしまった。→岡崎さんのプロフィール
あの斎藤美奈子さんが岡崎さんにこれほどまでエールを送ってくださるのなら、近い未来に二人の対談が読める日がくるかもしれない。ああ、楽しみ! だって、面白いにきまってるもの。
一人は書評や評論で大人気の、斎藤美奈子さんである。彼女が最近追っかけ?ている男性がいるのだ。しかし、さすがお目が高い。彼は私も3年前から目をつけていて、密かにファンだったのである。名古屋で現役の小学校の先生をしており、ジャパンマシニスト社から発行されている「おそい・はやい・ひくい・たかい」という「教師と親のための学校BOOK」マガジンの編集人でもある岡崎勝さんである。
昨年、斎藤美奈子さんが新聞の書評欄で、岡崎勝さんの最新刊「学校再発見」(岩波書店)を紹介されていた。これにより一度は選書会議で落ちた「学校再発見」は、斎藤美奈子さんという強力な助っ人を得て、リベンジを果たす事ができた。しかも「学校再発見」推薦の弁を、「おそい・はやい・ひくい・たかい」の中でも斎藤さんは語っておられる。幸福な出会いであろう。
1年前まで発行されていた「月刊家族」と言う新聞形態の月刊紙があり、広島で発行されていたその逐次刊行物の記事は、ほとんどがとんでもなく面白かったが、岡崎勝さんの「帰って来た わし、教員だわ」(注/この「だわ」は名古屋弁のイントネーションで読む事。おネエ言葉ではありません)というタイトルの連載が、ダントツに面白かった。
全文、名古屋弁で書かれたお笑い教員エッセイである。しばしば爆笑するが、姿勢は誰よりも真剣である。こんなに学校現場と教員の世界をリアルに語ってくれる現役の先生はいない。といって暴露ものでも、グチっぽくもない。
しかも岡崎さんは熱血教師でも、教育熱心でもないようにみえる。でもきっと、子ども達には絶大な人気があるような気がしてならない。子ども達のみならず、人間にとって何が大事かを、直感的に知るひとではないかしら。現場の人ならではの現実的で、地に足の着いた言葉を聞く機会は、そうないと思う。ホンモノの先生の底力を見る思いがする。
「月刊家族」が終了して「帰って来た わし、教員だわ」も読めなくなり、がっかりだったが、岡崎勝さんのHPがある事を知り、昨年、時間を忘れて読みふけってしまった。→岡崎さんのプロフィール
あの斎藤美奈子さんが岡崎さんにこれほどまでエールを送ってくださるのなら、近い未来に二人の対談が読める日がくるかもしれない。ああ、楽しみ! だって、面白いにきまってるもの。