紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ヨロコビ?のワカサギ

2007-11-19 16:51:45 | ファミリー
 今朝、車を走らせていたら、いきなり山々が白くなっていて驚く。冬になると、北の方角に伊吹山などが白い鋭角な姿を現し、鈴鹿の方角にも凛とした雪の山が現われる。湖西の比良山系だって、うっすらと雪化粧。

 しかしあまりに唐突な冬の出現に震え上がる。夜間のたぬき亭の薪ストーブは少し前から稼動を始めたが、居間の石油ストーブにもついに灯油を入れた。
 
 ところで、先日の百菜劇場の収穫祭で、じつは二つのものをお土産として入手した。

 ひとつは主催者の百菜劇場サイドで、参加者全員もれなくプレゼントです、ということで用意してくださった。レンゲの種である。どこに蒔こうかと、現在思案中。

 以前からクローバー、タンャ、スミレに関しては、家で自生しているものを増やして行きたいと考えている。クローバーの種のようなものがあるのなら、蒔いてみたい。

 そういえば今年は、秋に菜の花の種を蒔いたっけ。すでに春と間違え少し大きくなってしまったものもあるが、また春に出直してらっしゃい。元気者だから復活はできるだろう。

 日陰にはビロードのようにこんもりした苔なども置いてみることを想像し、うっとりする。シダやシャガやユキノシタ、それにアオキなどの日陰者たちも、子どもの頃から大好きである。たぶん日陰者同士、シンパシーを感じるのだろう。

 そしてもう一つは、持って来た新聞紙で袋を作り、当地のキャベツ畑で採取した青虫たちである。無農薬の有機栽買Lャベツを盗み食いし、まるまると肥え太っている無農薬で有機的青虫たち。彼らを我家のワカサギへのお土産にしたのだ。

 水槽に投入すると、すっかり肉食獣と化したワカサギが口の中に吸引していく。もう一匹のワカサギが別の端から横取りしようとするが、そうはさせじ!と振り払う。

 しかし! 思わぬ悲劇が!

 ワカサギの体長に比して青虫は2/3もあったのだ。

 半ばまでは、うぐうぐと体内に引きずり込んでいたのだが、折り返し地点で折り返すどころかギブアップ。放出の憂き目にあうのだ。

 ラッキー!と、もう1匹が嬉しげに吸引し始めるが、彼の体長もほぼ前のと同様なので、結果も同様なのであった。無念。

 それでも、どうにかこうにかして食べたのだろう、3日経って水槽を見れば、15匹の青虫を3匹のワカサギで、ほぼ完食。これぞフードバトル! 


 futaba⌘参加者全員プレゼント、レンゲの種。もとはスカンジナビア政府の観光局提供です。さすが北欧の観光局である、カワイイ♪(画像をクリックすると拡大できます)