ご心配をおかけしておりましたPCは、ディスクトップを取り替えることで解決しました。H氏、交換ありがとう。
実はさっきあと1行を残すのみというところまで書いて、保存したつもりで、調べたいことが出て来て画面を変えてしまったら、なんということ(号泣)忽然と消え失せてしまっていたのでした。
仕方が無いので、もう一回、『ちりとてちん』話題を書くことにする(しくしく)。
今日は仕事の日だったので、朝と夜の2回しか観るチャンスがなかった。最近はわりあい流している感じでいけたのだが、今朝観たのがあまりに凝縮したドラマだったので、これはなんとしても、もう一度夜観んと!!と、のめり込んでしまった。
しかも誰にも話しかけられて邪魔されたりしないよう、別室でひとり隠遁者のように15分間引きこもる。それほどに、もしかして「アホちゃう?」と思われかねないくらい集中して観たかったのだ。
どうしてかというと、ドラマに占める科白の情報量が、半分くらいで、あとは役者さんの演技にかかっているのだ。彼女ら彼らの目力、体全体の気分、手足の動き、歩き方、表情に、重要なメッセージや決意や情感や思考や意志が表出されているからだ。
それらを見落とす訳にはいかない。
それも画面にいるのが一人ないし二人なら、なんとかなるが、5、6人いると、もう2、3回観ないことには全ての人の表情が観られないのだ。でまた、2、3回観れば、そのつど新たな発見というものも出て来る。
しかものちのちの伏線として貼られる事項がいくつもあり、かつて伏線として貼られたいたものが、何度もぽっこり浮かんで来たりするので、油断出来ない。
さらにャXターやのぼりなどの小道具も要チェックだ。
以前お笑いの興行で並ぶノボリに「そーめんず」とあったのはチェックできたが、それ以外に「遊び」があったのかどうかは一瞬のことでもあり発見出来なかった。むろん「そーめんず」は「らーめんず」のパクリである。
焼き鯖を売る魚屋食堂の屋台には、提灯の代わりに、屋根からぶらぶらと和風の布で作られた鯖人形が下がっていたのが、やたら可愛かったのをチェックできたときには、大変うれしかった。
また落語の師匠、草若さんのお家は大層興味深い。障子、調度、飾り物、本棚など、一瞬なのに興味は尽きない。古典体系全集らしき数冊があったりするので、「勉強してはるんや、古文・・・」などと、どーでもいいところで感心している。
しかし、一体脚本はどうなっているのか、というのが、私の目下の一番の疑問なのだ。びっしりとト書きが書いてあるのか、役者さんにお任せなのか。
科白は少ないとはいえ、役者さんに三味線の特訓をさせたり、円周率を百桁云わせたり(憶えさせたり)、妄想シーンや落語の場面でいろんな扮装をさせたりと、大胆な脚本家のヒトだなあ。まさかヒロインが草履とチョンマゲで(!。!)大阪の街を彷徨うシーンのあるドラマが出現するとは。瞠目すべき憧れの脚本家さんである。
おそるべし、藤本有紀さん。尊敬☆
実はさっきあと1行を残すのみというところまで書いて、保存したつもりで、調べたいことが出て来て画面を変えてしまったら、なんということ(号泣)忽然と消え失せてしまっていたのでした。
仕方が無いので、もう一回、『ちりとてちん』話題を書くことにする(しくしく)。
今日は仕事の日だったので、朝と夜の2回しか観るチャンスがなかった。最近はわりあい流している感じでいけたのだが、今朝観たのがあまりに凝縮したドラマだったので、これはなんとしても、もう一度夜観んと!!と、のめり込んでしまった。
しかも誰にも話しかけられて邪魔されたりしないよう、別室でひとり隠遁者のように15分間引きこもる。それほどに、もしかして「アホちゃう?」と思われかねないくらい集中して観たかったのだ。
どうしてかというと、ドラマに占める科白の情報量が、半分くらいで、あとは役者さんの演技にかかっているのだ。彼女ら彼らの目力、体全体の気分、手足の動き、歩き方、表情に、重要なメッセージや決意や情感や思考や意志が表出されているからだ。
それらを見落とす訳にはいかない。
それも画面にいるのが一人ないし二人なら、なんとかなるが、5、6人いると、もう2、3回観ないことには全ての人の表情が観られないのだ。でまた、2、3回観れば、そのつど新たな発見というものも出て来る。
しかものちのちの伏線として貼られる事項がいくつもあり、かつて伏線として貼られたいたものが、何度もぽっこり浮かんで来たりするので、油断出来ない。
さらにャXターやのぼりなどの小道具も要チェックだ。
以前お笑いの興行で並ぶノボリに「そーめんず」とあったのはチェックできたが、それ以外に「遊び」があったのかどうかは一瞬のことでもあり発見出来なかった。むろん「そーめんず」は「らーめんず」のパクリである。
焼き鯖を売る魚屋食堂の屋台には、提灯の代わりに、屋根からぶらぶらと和風の布で作られた鯖人形が下がっていたのが、やたら可愛かったのをチェックできたときには、大変うれしかった。
また落語の師匠、草若さんのお家は大層興味深い。障子、調度、飾り物、本棚など、一瞬なのに興味は尽きない。古典体系全集らしき数冊があったりするので、「勉強してはるんや、古文・・・」などと、どーでもいいところで感心している。
しかし、一体脚本はどうなっているのか、というのが、私の目下の一番の疑問なのだ。びっしりとト書きが書いてあるのか、役者さんにお任せなのか。
科白は少ないとはいえ、役者さんに三味線の特訓をさせたり、円周率を百桁云わせたり(憶えさせたり)、妄想シーンや落語の場面でいろんな扮装をさせたりと、大胆な脚本家のヒトだなあ。まさかヒロインが草履とチョンマゲで(!。!)大阪の街を彷徨うシーンのあるドラマが出現するとは。瞠目すべき憧れの脚本家さんである。
おそるべし、藤本有紀さん。尊敬☆