世界一のスライスとボレーを打つトニーローチさん。
目の前でこんな素晴らしいショットを打つのが見られて、テニス好きな人にとっては一生あるかないかの最高な時間なはずです。
それまでDVDを見てスライスを練習していた颯平くんがトニーさんの相手をすることができました。
英語を習得するのに必要なのは、単なる語学の勉強だけでないことを前にも書きました。
私もそうですが、日本人はどうしても英語でよい感情表現をするのが得意ではないと感じています。
ネガティブな感情ばかりが目立ってしまうこともあります。
どうか日本語での表現も、もっといいことはいい!、大好き!素敵!って言ってもいいのではないかと感じる今日この頃。
いいねーって言われた人はとってもうれしいはずです。
オーストラリアの人はいつも明るくて、全然知らない人とでも楽しい会話でスタートします。
自分の弱みやネガティブなことは言わず、いつも明るく元気に振舞います。
毎朝私とビンスはある小学校の前を車で通ります。
そこでボランティアで横断歩道を渡る子供たちを面倒見ている(日本でいう緑のおばさん)男性がいます、いつの間にかビンスはその人と友達になり(毎朝車の中からおはようと言うことから始まって)フットボールはどこのチームが好きかまで知っていて、そして学年末にはビールをプレゼントし、お疲れ様と言っているのには驚きました。
いいことをしている人に、いいってもっと大げさに言ってもなんの支障もないと思います。
自分からいつでもよいものを発していれば、自分たちにも良いことが巡ってくるのではないかと思っています。
何度見ても、トニーローチさんのスライスは「すごい」「最高」「かっこいい」です。