花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アイが生まれた日

2015年06月02日 | 環境システム科
アイといっても愛ではなく藍です。
毎年チームで栽培しているのがこのタデアイ。
葉が藍染めの原料になる染料植物です。
最近はアオモリブルー(青森藍)という名前で
青森県の企業が世界に売り出していますが
チームも数年前から栽培してはアグリサイエンスの教材にしていました。
アグリサイエンスとは本校主催の中学生のための農学講座!
体験入学と違って中学生と違って何年生でも参加できること、
午前から午後までじっくり実験できることなどが特徴です。
チームは毎年この講座の運営をしていますが
2年生はこの中の環境講座の指導も行っています。
そこで登場するが藍の生葉染めで面白いと好評です。
この藍はそんな講座を担当する2年生が育てているものです。
今年の講座は学校の行事の都合で
7月下旬と体験入学より少し早くなりました。
アグリサイエンスの参加申し込みは
まもなく中学校に届く案内をご覧下さい。
手に入らない場合はどうぞ直接学校にお電話ください。
今年は環境システム科がアグリサイエンスの中で
とても面白い企画の講座を用意しています。
そちらも後でご案内するのでお楽しみに!
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FLORA Jr.のテーマ

2015年06月02日 | 研究
これは山菜のふきです。
ここ数年、チームはコゴミやミツバなど
山菜の研究に取り組んでいます。
なぜなら山菜は日陰を好む植物が多いため
光への反応が敏感でとても面白いからです。
さてこのふきは今年チームが募集した研修生フローラJr.の
生物生産科1年生が栽培しているものです。
入学したばかりの1年生にはまだテーマを設定できるほど
農業について良く知りません。
したがって園芸科学科の1年生には花を、
そして生物生産科にはふきをという風に
チームでは所属する学科ごと違う研究テーマを提案しています!
なぜなら彼らは2年生になると課題研究で
それぞれの学科の研究班に入ることになります。
その際、あらためてテーマを設定することになるので
いくらでもその学科で扱う植物を題材にしてあげようという配慮です。
たった1ヶ月前に研究を始めたばかりでしたが
題材がふきのため、先日収穫となりました。
現在、成分分析を外部に依頼していますが、
自分の仮設通りになったかとても気になるようで
結果はいつ届くのかと尋ねられます。
おそらく今週中には届くはず、とても楽しみです。
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ド派手な実験発見

2015年06月02日 | 園芸科学科
これは第2農場の草花温室。
草花班がなにやらド派手な色で存在感のある実験をしています。
赤いネットを張った中で、どうやら草花を栽培しているようです。
おそらく透明な赤のネットを通して差し込む光に
草花がどのような影響を受けるかを調査しているのではないでしょうか。
チームであればすぐLEDを持ち出しますが、
実際の農家の立場に立つとコストはあまりかけたくないもの。
もしネットでも同じような現象が起きるのであれば
それにこしたことはありません。
もしそのような目的で実験されているのなら
赤いセロファン紙やフィルムなどを貼ってみてはいかがでしょう。
より効果があらわれると思います。
チームはいまでこそ環境システム科の研究班ですが
かつては草花班でした。
頑張ってほしいものです!
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頭をさげる経験

2015年06月02日 | 環境システム科
昨日の放課後、環境システム科の3年生が職員室にいました。
先生と何を話しているのかと思えば、何と商談。
まもなく収穫となるレタスや水菜を予約してほしいと
果敢にも先生にお願いしているのです。
とはいってもなかなかすぐには買ってくれません。
商品などを説明し、さらに頭を下げながらお願いしています。
商売では当たり前の光景ですが、高校生にとっては初めての体験。
とてもいい勉強をしていると思います。
いったいどれぐらい予約できたかわかりませんが
明日はもう収穫予定日!
きっと今日もお願いに歩くと思います。
起業チャレンジの野菜は明日が初収穫。
取材も依頼しているので、
もしかしたらテレビや新聞で紹介されるかもしれません。
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