花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

技の伝授!

2015年06月06日 | 研究
放課後、チームの2~3年生が
生物工学実験室に集まりました。
バイオエンジンに硝酸態窒素を供給する
硝化菌ビーズを製造するためです!
3年生は昨年から何度も製作しているので慣れたものですが
2年生にとってはすべて初めてのこと。
いつもの実験と違い、ガスバーナーやビーカーを
使うのでちょっと緊張しています。
先輩から後輩に技が伝授されていく。
これもチームならではの光景です。
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白樺林

2015年06月06日 | 学校
名農のグラウンド脇の白樺です。
久しぶりにちょっと行ってみました!
シラカバは日本を代表とする高原の樹木です。
シラカバにもいろいろあるようですが
われわれがよく目にするこの種は、
日本で変異したもので南限が静岡といわれています。
もちろん名農のシラカバは自生していたものではなく
先輩たちの環境緑化活動で植えられたもので
もう何十年もここに根をおろしています。
さてシラカバは代表的な陽樹で明るい草原を好みます。
そのため自然界では最終的に陰樹であるブナなどに
変わってしまうため、一代限りの林といわれているようです。
暑い日が続いていますが、先輩たちが植えた
この白樺林は、今年も私たちに涼を届けてくれます。
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モダンローズ

2015年06月06日 | 環境システム科
このバラはデンティベスという、花つきの良い品種。
サーモンピンクの一重で盃状に咲き
スパイシーなツンとする香りが特徴です!
よく見ると雄しべが紅紫色をしています。
クレマチスにも似ているためとても人気のバラです。
分類ではモダンローズになります。
モダンローズとは1867年に作出された
「ラ・フランス」という歴史的銘花以降のバラをいい
それ以前のものはオールドローズといいます。
モダンローズの最も大きな特徴は四季咲き性。
かつて一季咲きしかなかった西洋のバラに優れた形質を持たせました。
この四季咲き性の形質はどこから持ち込まれたと思いますか?
なんと東洋のバラ、チャイナローズです。
このように現代のバラは地球規模で行われた
育種により誕生しているのです。
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