スマホは農具！

チームは結成時からスマートフォンを研究に活用しています。
管理内容を非公開ブログにその場で記録するダイアリー。
ブログを使って作る圃場で使える専用病害虫辞典。
さらには葉の色を数値化して栽培管理にするアイデア、
アプリを利用して葉の角度を測定する方法などさまざまです。
特に面白かったのが有名なアプリ「世界カメラ」を使って
温室や畑にスマホの画面だけに表示されるバーチャルの表示札を
立てるアイデアは農業に活用できる優れものでした！
昨年はサクラソウ自生地の標高を測定、
そして今年のメンバーは水質調査で採取した場所の
北緯と東経をスマホで瞬時に測定しています。
スマホはIT農業では主役級の農具になる。
したがって全天候対応のスマホが出たり
使った使用量を経費として申告したりできるようになるかもしれない。
かつて生徒にスマホの農業利用を指導してくださった農学博士の言葉です。
ITの利用、これもチームの得意技です。

起業チャレンジ

先週、新聞やテレビで紹介された起業チャレンジ。
野菜の生産販売を行う模擬農業法人を作って、
その運営を通して農業経営者に必要なスキルを
習得する名農オリジナルの科目です！
これは取材された時の様子で、
温室にたくさんの人がいるのがわかると思います。
ひとクラス入って活動するにはちょっと狭いのですが
こればっかりはしかたありません。
でもなんとかみんな頑張って動き回っています。
さてこの温室の野菜たち、
本当に生長が早いのでみんな驚いています。
それと同時に販路をどのようにして広げるかが
事業成功のポイントであることもわかってきました。
先生ばかりでなく、保護者や一般の方々にも
知ってもらいたいし買ってもらいたい。
営業担当部長の腕の見せ所です。