花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

笑顔に会いたくて

2015年06月10日 | 研究
チームがやっと完成させた水質浄化システム「バイオエンジン」。
その高い浄化能力と機能性が認められ、今年は
たくさんの場所に設置することになっています。
予定では主に6ヶ所の公共施設、設置数は100鉢にもなります。
昨年、バイオエンジン研究は優れた科学技術やボランティア活動として
いろいろな賞を頂き、副賞としてたくさんの支援金を頂きました。
今回の活動はすべてこれらを利用して行われるものです!
先日、ある病院の人工池に設置することになり
事前調査に行ってきました。
池の深さ、水質によって設置するバイオエンジンの
仕様が変わるためです。
今回の池は深さが40cmとちょっと深め。
面積からいって設置数は多くないものの
設置方法はちょっと工夫しないといけないようです。
メンバーの取り組みに患者さんも興味津々。
みなさんが笑顔をなるよう頑張る3年生です。
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インテークの機能美

2015年06月10日 | 研究
まもなく設置されるバイオエンジン。
2年生が専用の鉢に穴を開けて加工しています。
吸水口の役割を果たすこの穴は
プラスチック鉢なのでハンダごてを使って開けています。
さてスポーツカーなどでは吸気口、
つまり空気の取り入れ口がとても大きく
デザイン上でも印象的な印象を与えます!
専門用語でいえば「エアインテーク」(air intake)といいます。
しかしバイオエンジンは吸水口。
つまり「ウォーターインテーク」と呼べるものです。
ウォーターインテークなんて言葉があるのか知らないので
ちょっと調べてみました。
するとちゃんとありました。
ではいったいどんなものだと思いますか?
例えば水上バイク。
水を吸っては勢いよく排出し、その力で走る乗り物です。
また水冷エンジンに冷却水を送る口も
ウォーターインテークと呼ぶようです。
エアーでもウォーターでもこの取り入れ口は
とても美しいものです。
バイオエンジンに無数に開けられた吸水口も同じ。
これが機能美です。
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