花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

新幹線に乗ろう!

2016年04月04日 | 研究
札幌から新函館北斗駅まで特急スーパー北斗で3時間以上。
久しぶりにディーゼルエンジンの列車に乗りました。
北海道はあまりに広大なため電化するとコストがかかることから
このように今もディーゼル車なのです。
しかし高速輸送のニーズに応えるために
ディーゼル機関車がけん引するのではなく
複数の車両の下にエンジンを積んだ世界でも例のない
システムを開発しています。
ちょっとうるさく揺れる電車ですが
なんだか貴重な体験をすることができました!
そして新函館北斗駅からは待ちに待った北海道新幹線。
いかに最新技術がすごいものなのかがよくわかります。
しかし走り出してびっくりしました。
なんとこの車両に乗っているのは私たち3人だけ。
他のお客さんはまったくいないのです。
乗車率が低いとは聞いていましたが
まさかこれほどとは思いませんでした。
一緒に学会に参加した全国の高校の誰一人乗っていません。
みんな千歳空港から飛行機で帰られたようです。
せっかくできた新幹線なのに何だか不安になります。
今年の連休は北海道の桜が満開という予報。
応援するためにも、ぜひ北海道新幹線に乗って
道南を楽しんではいかがでしょうか。
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北海道新幹線の車窓から

2016年04月04日 | 研究
ポスター発表会も昼食パーティーも終わり、
チームは特急列車で帰路につきました。
2日間とも気温が高く、青森とさほどかわりません。
窓からの景色だって特別かわったものはないと思っていたら
北海道ならではの景色を2つ見つけることができました!
ひとつははるか遠く見える雪をいただいた山々。
独特な姿からおそらく高山植物の宝庫、大雪山系だと思われます。
ではみなさんは、大雪山を何と読みますか。
「だいせつさん」?それとも「たいせつさん」?
何でも国土地理院では「たいせつさん」ですが
国立公園の名称は「だいせつさん」。
そこに住む動植物の和名も「だいせつ○○」と呼びます。
どっちが正しいのでしょうか?
地元の方が何と呼んでいるか
聞いてみればよかったと思いましたがすでに遅し。
でも「そんなの関係ない」とでもいうように
青空に白い雪山が輝いていました。
ふたつ目は屋根から出ている煙突。
本州のものと違い、屋根にがっちりとついたものです。
北海道の暖房は局所を石油ストーブで温めるわれわれと違い、
家全体を温めるという発想でできています。
したがって大きな暖炉があり、このような煙突になっています。
しかし最近は薪ストーブではなく石油を使った
セントラルヒーティングに変わってきているそうです。
さらに雪で壊されるので雨どいもないのが普通だそうです。
車窓から撮った何気ない1枚にも北海道らしさが写っていました。


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