花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

春の雪

2016年04月12日 | 学校
昨日、春だというのに雪が降りました。
寮前のぼたん畑もご覧のとおり真っ白です。
雪が降るのは天気予報で事前にわかってはいたものの
時折、強いみぞれも降りびっくりした名農生も多かったと思います。
ローカルニュースでは津軽地方でも2cmほど積もったとのこと!
もしかしたら冬のスタッドレスタイヤから
ノーマルな夏タイヤに換えた人もいたのではないでしょうか。
果樹地帯の南部町。
リンゴやサクランボの芽が凍害をおこさないよう
十分な注意を払わなければなりません。
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「名農豊穣太鼓」健在!

2016年04月12日 | 学校
先週、名農は入学式、始業式と行事で大忙しでした。
行事のひとつに部活動紹介があります。
名農の大きな特徴のひとつは全員が部活動に入部すること!
自分を鍛えるのはもちろん、3年後の受験や就職試験にも
部活動をしているかどうかは大きな影響を与えるからです。
そこでどの部も新入生を勧誘しようとプロ顔負けの
プロモーションビデオや実演を披露してくれました。
いずれもなかなかの出来で、すでに部活動に加入している
2~3年生にとっても見ごたえのあるもので
体育館は大いに盛り上がりました。
しんがりを務めたのはご存知、郷土芸能部。
名物「名農豊穣太鼓」を今年もじっくり聞かせてくれました。
名農にはこのところ硬式野球部、ラグビー部など新しい運動部ができていますが
OB、OGのみなさん、安心してください。
郷土芸能部は別格としていまだ健在です。
さて放課後はさっそく1年生が見学に歩いていました。
噂では今年も吹奏楽部とバドミントン部に
たくさん1年生が集まったということですが、
部活動組織会はまだ先であり安心できません。
これから静かな勧誘競争が始まるようです。


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アロマは誰のため?

2016年04月12日 | 研究
生姜のような球根です。
これはチューベローズという植物の塊根。
あまり聞きなれない名前ですが、
リュゼツラン科に分類されています。
メキシコあたりが原産らしいのですが、不思議に特定されていません。
なぜなら野生のチューベローズがまだ発見されていないからだそうです。
昔、プラントハンターがどっかから盗ってきたはずですが
記録が残っていないのかもしれませんね。
またこの花はエキゾチックな強い香りを出す花として有名です。
香水に使われるのですから、きっと良い香りだと思います。
このような植物を芳香植物、アロマティックプランツといいます。
これは昨年からチームの3年生が取り組んでいる研究。
2年目の今年は、昨年の結果を踏まえて
応用に取り組んでおり、このチューベローズも
その研究材料として手に入れたものです。
さてアロマとは香りという意味ですが
そもそも昔から芳香とは植物の香りを指すものでした。
つまり本来アロマとは植物の良い香りのことでした。
このチューベローズは面白いことに夜になると香りを増すといわれます。
それはなぜでしょうか。
答えは香りを出す理由を考えると見えてきます。
花の芳香は人を喜ばすのではなく、
受粉を手伝ってくれる昆虫を呼ぶためにあります。
ということはこの花、マツヨイグサ(月見草)のように
夕方や夜などに飛ぶ蛾などを強い香りで誘惑しているのかもしれません。
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