花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ラズベリー!

2016年04月24日 | 研究
これも3年生の研究材料であるエビガライチゴです。
小さな蕾がつきました。
これらの木イチゴはラズベリーと呼ばれています!
世の中にはベリーと呼ばれる果実がさまざまあります。
クランベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ストロベリー。
ベリーとは果汁の多い小さな果実のことをいうようで
植物学的な分類ではないようです。
さてそんなベリー類は生食の他に、ジャムやソースになります
3年生はこれらベリー類をどうしようというのでしょう。
実験結果と試食が楽しみです。
コメント

Goose berry

2016年04月24日 | 研究
チームの温室に今年新たに加わった低木。
西洋すぐり、英語では Goose berry といいます!
Goose とはガチョウのこと。
マザーグースというお話は有名です。
なぜグースというのか調べてみましたがよくわかりません。
ただガチョウ料理にはベリーのソースがかかせないと
記載されている資料はありました。
もしかしたらガチョウ料理用のベリーという意味かもしれません。
さてこれは3年生の研究材料。
この他にクサイチゴ、エビガライチゴなど
日本のベリーも栽培しています。
久しぶりに美味しい研究ができそうです。
コメント

モンキーバナナ

2016年04月24日 | 学校
小さくずんぐりしたバナナはご存じ「モンキーバナナ」。
正しくはフィリピンが主産地のセニョリータという品種で
小さいけれど甘いので多くの方に人気です!
現在日本に輸入されるバナナの90%以上が
いつも見慣れているキャベンディッシュという品種。
したがってこのモンキーバナナは本当に珍しい品種なのです。
ところでバナナは木ですか、それとも草だと思いますか。
実物のバナナの木ををじっくり見たことがないので
分からないかもしれませんが、分類では草になります。
茎の皮をむいていってもなんと中心に幹がないのです。
そのため風に弱く、強風では茎が折れてしまうのだそうです。
かつてバナナといえば台湾バナナ。
昭和30年頃はとても高級品でしたが
その後、フィリピンやエクアドルが参入してきて
今ではわずか2%までシェアを減らしています。
なぜ台湾より遠い南米のエクアドル産の方が良かったのでょうか。
答えのひとつに台湾は台風の通り道のため
バナナの茎が折れてしまうことが多く、
安定した生産ができなかったからといわれています。
またねっとりと甘い台湾バナナよりあっさりとした甘さの
エクアドル産の方を若い人が好んだというということもあります。
さてモンキーバナナの生産は期間限定。
ほとんどがフィリピン産ですが甘さが特徴。
昔懐かし台湾バナナのような甘さを楽しんでください。

コメント