花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

萌え~!!

2016年04月05日 | 研究
チームの本拠地である馴化温室の中に春が来ています。
よく見ると水耕栽培装置の中から植物の幼いつるが伸び始めています。
このように草木の芽が顔を出してくることを「萌え」といいます!
しかし最近「萌え」といえば、アニメファンなどが
主人公などに対する思いをあらわす用語になってしまいました。
2005年の流行語大賞になったのもまだ記憶に新しいところです。
さてこの萌えてきた植物は何だと思いますか。
実は山野草の「あかね」です。
根からきれいなピンクの「茜色」という色素を出すので
むかしから染色に使われてきました。
数年前からこのような染料植物の研究に着手していましたが
昨年はバイオエンジン研究のため一時休止していました。
しかし今年は一段落したことから、
そろそろ再挑戦しようかと考えています。
名農の入学式、始業式は今週末です。
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腕試しのすすめ

2016年04月05日 | 学校
たびたび紹介してきた名農のコンクール受賞記録ボード!
先日をもって2015年度も終了となりました。
ずらりと張り出された記録用紙は全部で28枚。
いつも掲示板内でおさまっていたのですが、
今年はなんと4枚もはみ出てしまいました。
これは過去7年間のうち、最も多い記録です。
理由は挑戦する人が増えたから。
チームの他にもたくさんのグループが
腕試しをしてはこのように評価されました。
課題研究は農業の各分野の課題を解決するために
合理的に考え、さまざまな方法で試行錯誤しながら挑戦する学習。
解決できれば、それはそれで素晴らしいことですが
もし良い結果が出なくても課題解決のための考え方や
手法が身につけば次なるアプローチにつながります。
ところが大きな課題に取り組むと、
ついつい目標を見失ってしまいがちです。
また活動を通してどれぐらい実力がついたのかを
自分ではなかなか知ることができません。
それを確認するには部活動のように対外試合をするのが一番です。
農業クラブは農業高校生に腕試しの場を提供するのが大きな役割。
互いに切磋琢磨しながら農業の諸課題を解決する能力を育んでいるのです。
ところが最近、農業クラブだけではなく
いろいろな団体がコンクールや競技会を開催するようになりました。
トライできるチャンスはもちろん多い方がいいに決まってます。
そう考えると、コンクールも大切な学習機会と考えることができます。
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