花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

美しい瞬間!

2017年06月21日 | 学校
明日は農業クラブの県大会。
そのため名農生は放課後、グラウンドや体育館で練習しています。
しかしこのところ日射しが強くなり、
夏の気配を感じるようになりました。
そういうわけで体育館では暗幕をして練習はするものの
窓を開けて風をいれています。
するとどうでしょう。
窓から入った風が暗幕をふんわり揺らしました。
その瞬間、ご覧のとおりの周囲が赤い光に包まれました!
おそらく暗幕の内側の赤い布のせいだと思われますが
なんとも優しい光に見とれてしまいました。
世界で一番とはいいませんが
日常に隠されている美しい瞬間です。
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ふきをサラダで!!

2017年06月21日 | 研究
昨年、生食できるふきを作り
サラダで食べようと提案したチームの3年生。
そのユニークな発想と理論に基づく栽培技術は
高く評価され、昨年のテクノ愛でグランプリを受賞しました。
その先輩は卒業してしまいましたが
後輩がサラダふきをもう一度作っています。
先輩と違うところはふきの品種。
今まで野蕗や秋田ふきを使っていましたが
後輩がチョイスしたのが、かの有名な「ラワンぶき」。
茎の太さが10cm、高さが3mにもなるという巨大ふきです。
もちろん北海道産ですが、青森ではどのように育つのでしょう?
一切わからないのでだめもとで挑戦しています。
遮光して栽培しているためか
現在はまだそんなに大きいわけではありません。
今後どうなるのか気になります。
さて品種はともかくまもなくサラダふきの出来上がり。
来週月曜日には食べる計画をしています。

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夏なのに「寒締め」とはこれいかに!

2017年06月21日 | 研究
今年、チームには5名のフローラジュニアがいます。
フローラジュニアとは1年生の研究生。
課題研究は2年生から始まりますが、
中にはすぐにでもやってみたいという1年生がいます。
そんな彼らの意欲を1年間寝かせておくのはもったいありません。
そこでチームは数年前からフローラジュニアと称して
やる気のある1年生に研究の機会と発表の場を提供しています。
もちろん面倒見るのはチームの先輩!
高校総体も終わり、いよいよ実験が本格的に始まりました。
ご覧下さい。これはジュニアの研究のひとつですが
小さな水耕栽培装置でホウレンソウやチンゲンサイを育てています。
しかし注目するのはその脇にある装置。
なんと水耕栽培装置の水を冷やすクーラーです。
真冬に寒気を当てて育てたホウレンソウは
「寒締め」と呼ばれ甘く美味しくなります。
でも寒締めは冬にしか出来ないのでしょうか。
温室全体の空気をエアコンで冷やすには大量なエネルギーがかかりますが
水耕栽培の養液だけを冷やして寒締めを育てることはできるでしょうか?
ジュニアはそんな疑問に真っ向から取り組んでいます。
水温はなんと10℃まで下げています。
果たしてどうなることやら結果が楽しみです。
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