花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

わらの果実!!

2017年06月11日 | 環境システム科
ストロベリーはもちろんイチゴ。
ベリーは小さな果実を意味します。
確かにブルーベリーもラズベリーも小さな実がつきます。
ではストロベリーのスロトーとは何でしょう!
ジュースを飲む際に使うストローと同じ意味です。
これは「麦わら」という意味。
麦わらを切ってみるとわかりますが
中は空洞になっていて、まさにストローです。
大昔の映画に「わらの犬」という
ダスティンホフマンの映画がありましたが、
こちらも英名のタイトルは「STRAW DOG」でした。
これらのことから考えるとストロベリーとは「わらの果実」。
いったいなぜこんな名前がついたのでしょうか。
調べてみると「よくわからない」が正解。
地面をはうイチゴが麦に似ているなど諸説あるようですが
なんだかピンときません。
栽培する際に枝の下にわらを敷くからという人もいるようですが
果たして言葉が出来る当時にそのような栽培法があったとは思えません。
みんなが大好きなイチゴにも不思議はたくさんあるようです。
さてこのイチゴも変わっています。
なんと立体的に栽培されています。
環境システム科の立体水耕装置。
育ているのは四季成りの夏秋イチゴ。
まもなく実がつくはずです。
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手作りの水耕装置

2017年06月11日 | 環境システム科
環境システム科は農業の学科ではありますが
圃場を持っていません。
なぜならすべて水耕栽培を通して学ぶから。
つまり露地ではなく温室が圃場なのです。
さてこの水耕栽培装置をご覧下さい!
丸いパイプを組み合わせて出来ています。
実はこの装置、なんと環境システム科の手作りなのです。
購入すれば何万円もしそうな装置をあっという間に
作ってしまうあたりが今までの学科との違いを感じます。
作れるというのは機械に対して怖がらないという利点も生んでいます。
装置の仕組みが分からないので、
壊してしまうのではないかという恐怖心がないのです。
機械はいろいろ操作してみて覚えるもの。
したがって触ることに抵抗のない感覚は
将来の農工エンジニアを育てるうえで大切な力となっています。
育てているの2年生、作物はトマト。
夏の収穫が楽しみです。
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