思い出のポスター

チームは全国のポスター発表会に参加しています。
もちろん目的は度胸とコミュニケーション能力をつけるため。
自分で研究してきたものを専門家と議論し合った経験は
おそらく普通高校にいたら得られなかったもので
各自のポスターは2年間の研究活動を象徴したものです。
大きなポスターを持ち帰るのは難しいので
チームでは数年前から彼らの卒業アルバムに掲載しています。
おそらく卒業してもこのポスターを見たら
説明できるのではないでしょうか。
彼らはそれぐらい練習しました。
しかし今年のはメンバー5名のうち３名しか
ポスターを掲載することができませんでした。
なぜなら今年の3年生が在籍した2016〜2017年は
学会主催のポスター発表会の多くが関西で開催され
全員参加できなかったからです。
長年活動しているとこんな年もあるんです。

6000マイルの旅路を終えて

卒業式前日にチームの2年生から3年生に贈られた卒業アルバム。
オリジナルの卒業写真でいっぱいですが、
ちょっとしたこだわりもあるので紹介します。
これは裏表紙ですが、5860マイルという数字が書かれてあります。
もちろん5人いれば5人ともこの数字は違います。
ではいったい何の数字でしょうか。
実はチームとして今まで遠征のため移動した距離なのです。
2年間、主に東京が多いのですが、
神戸や京都、大阪、なかには札幌などいろいろ飛び歩くメンバー。
その距離を計算して個々に記載していますが
今年のメンバーはだいたい6,000マイル前後。
これは地球４分の１周にあたる距離で、
年によっては7,000マイルを越す人も出てきます。
この長旅でいったい彼らはどれだけ成長したのでしょうか。
それがこれから試されます。
さて9年間で最高距離を記録したのは2012年のメンバー。
距離こそすぐに思い出せませんが、
日本を飛び出しスェーデンの国際大会に出場したレジェンドたちです。