ここに2つの鉢があります。
温室とはいえ加温していないのでまだ厳しい寒さ。
芽などまだ一切出ていません。
実はこの鉢にはサクラソウが眠っています。
2011年3月11日、東日本大震災で発生した大津波は
青森県八戸市の種差海岸のサクラソウ自生地を飲み込みました。
当時のチームフローラフォトニクスの2〜3年生は
なんとかして救出したいという強い想いを
何度も何度も海岸を管轄する青森県にぶつけ
県知事から救出許可をいただきました。
人工受粉で無事種子を手に入れたメンバーは
温室で発芽させ、今まで管理してきました。
火事場の馬鹿力といいますが、
あの当時はみんな何かしなければならないという
使命感を持って誰に頼まれたわけでもないのに研究に没頭していました。
震災から今日で7年、すっかり塩害も解消しサクラソウは復活しています。
そこでチームは思い出のサクラソウを先月、
サクラソウ研究を行っている筑波大学に
保存してもらうため寄贈することにしました。
なぜならチームフローラフォトニクスは
2018年度をもって解散する予定だからです。
チームはなくなっても大学で遺伝子が保存されるならと考えて
八戸市などと相談しての決断です。
いつかつくばで毎年4月に開催されるサクラソウ展で
種差海岸のサクラソウと再開できるかもしれません。
今までご支援ありがとうございました。
温室とはいえ加温していないのでまだ厳しい寒さ。
芽などまだ一切出ていません。
実はこの鉢にはサクラソウが眠っています。
2011年3月11日、東日本大震災で発生した大津波は
青森県八戸市の種差海岸のサクラソウ自生地を飲み込みました。
当時のチームフローラフォトニクスの2〜3年生は
なんとかして救出したいという強い想いを
何度も何度も海岸を管轄する青森県にぶつけ
県知事から救出許可をいただきました。
人工受粉で無事種子を手に入れたメンバーは
温室で発芽させ、今まで管理してきました。
火事場の馬鹿力といいますが、
あの当時はみんな何かしなければならないという
使命感を持って誰に頼まれたわけでもないのに研究に没頭していました。
震災から今日で7年、すっかり塩害も解消しサクラソウは復活しています。
そこでチームは思い出のサクラソウを先月、
サクラソウ研究を行っている筑波大学に
保存してもらうため寄贈することにしました。
なぜならチームフローラフォトニクスは
2018年度をもって解散する予定だからです。
チームはなくなっても大学で遺伝子が保存されるならと考えて
八戸市などと相談しての決断です。
いつかつくばで毎年4月に開催されるサクラソウ展で
種差海岸のサクラソウと再開できるかもしれません。
今までご支援ありがとうございました。