花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2020名農祭分析

2020年11月04日 | 学校
先日開催された名久井農業高校の文化祭「名農祭」。
今年はコロナのため校内は非公開となり、
地域の皆さんが毎年楽しみにしている農産物販売だけが行われました。
今までも名農祭に訪れる方は、すべて自動車で来校するので
グラウンドはいつも臨時駐車場になります。
ひっきりなしに来校されるので常に駐車場は満車状態。
ところが今年は、ご覧の通り、数える数しか見えません。
やはりコロナの関係で、来校する人が激減しているのでしょうか。
しかし来校した自動車の数は1日約350台とそれなりにあります。
1台に2人乗ってやってくると考えると来校者は700名。
例年、1日1000名は来校されるので、そんなに少ないわけではありません。
それなのに駐車場がガラガラしているのはなぜでしょう。
答えは簡単。野菜販売はグラウンド。校内に入って見学したり
食堂で飲食することができないので
皆さん野菜だけ買ってすぐに帰られます。
したがって自動車の流れはスムーズ、満車にならないのです。
これがガラガラ駐車場の理由です。
強引にまとめてみると毎年来校される約1000名のお客様のうち
農産物を購入される方は700名前後。残り300名の方は
農産物というより校内展示や食堂、和太鼓演奏などが目当てのお客様。
もしくは名農生に会いにきた保護者や兄弟、友人ということになります。
残念な今年の名農祭。来年こそは
校内展示やステージ発表をご覧いただきたいものです。
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ビギナーズラック

2020年11月04日 | 研究
名農祭の2日目の話。
研究したくて春から取り組んできた1年生の発表会が行われました。
オンラインでのポスター発表会。
果たしてどんな感じになるんだろうと思い、遠巻きに参観させてもらいましたが、
感覚としてはまさにポスターセッション。
入れ替わり立ち替わり、ディスカッションが2時間行われました。
名農からは3チームが初心者のビギナー部門に出場しましたが、
勉強や理解の不足、スピーチ力と機転、機械トラブルなど質疑は三者三様。
それでも後半戦になると、しだいに緊張もとけ楽しそうに議論しています。
さていよいよ結果発表となりました。大会に参加したチームは全部で約60チーム。
そのうちビギナー部門に出場したのは13チームで、表彰されるのはたった2チームだけ。
したがって、みんなドキドキしながら画面を覗き込んでいます。
するとコールされたのは男子二人のチーム。ハンターズJr.です。
大満足の二人に比べて、受賞を逃した2チームは悔しそう。
一生懸命頑張った者だからこそ感じる悔しさ。この姿を見て人材育成プロジェクトが
成功したことを実感しました。この悔しさをバネにして、
今後も切磋琢磨しながら名農のプロジェクトを牽引して欲しいものです。
さてハンターズが指導してきたJr.の2チームのうち、男子はこの大会で初受賞。
そして女子はすでに10月に受賞し、さらに11月に開催される
科学アイデアコンテスト「テクノ愛」への出場案内が届いています。
絵に描いたようなビギナーズラック。
力を出し尽くしてしまったハンターズに代わりJr.が暴れています。
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