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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

クロマキー合成

2020年11月23日 | 研究
ここはいつもの土肥室ではありません。
お隣の会議室。先生方が使う大きな会議室です。
なぜか会議室に現れたハンターズ 。大きな緑の布を広げています。
これはグリーンバックという
テレビのクロマキー合成には欠かせない用具。
青い布のブルーバックの方が有名かもしれませんが
背景を別な映像に変える時によく使われる手法です。
今年はコロナの影響で、出社しないかわりにリモートで会議する会社が増えました。
しかしリモートはいいのだけれど、自分の部屋が丸見えになるのが嫌だと
この布を購入してオンライン会議の背景を変える人が増えているそうです。
さてこの布はハンターズの自前。黒い暗幕のような布も持っています。
ハンターズの用途はビデオではなく写真撮影の際のバック。
先代のフローラが商品開発にも取り組んでいたため
商品撮影のために、こんな撮影小物をいろいろ持っているのです。
この日も写真撮影のため。いったい何を撮影すると思いますか。
面白いのは布の上をスクリーンに固定しているところ。
自動でスクリーンを巻き取っていくと
この布も上がり大きな背景を作ってくれるのです。
ではこのグリーンバックを使って作ったものをご覧ください。






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ストレスフリー

2020年11月23日 | 研究
グリーンバックを使って作ったのがこの画面。
人物をきれいに切り取ってパワーポイントに貼り付けました。
パワーポイントには背景を削除するという機能がありますが
切り取りたいものの背景がクチャグチャしていてはうまくいきません。
それはPhotoShopなどの写真加工アプリケーションでも同じです。
ところが緑の布の前で撮影すると、ボタンひとつでご覧のように
すっきりと切り取れます。布を張るのは面倒くさいのですが
急がば回れ。この方がストレスなく作業できるのです。
今回の題材になったのはハンターズ。
ひとり3ポーズずつ撮影しては、
切り抜いてパワーポイントを作りました。
パラパラ漫画みたいで、ちょっと楽しい画面となりました。
さて今日は勤労感謝の日。本当ならば秋の京都大学で
楽しみながら発表していたはずですが
今年はコロナのため集まることは中止。
そのかわりにハンターズが作成した
こんな可愛いパワーポイントだけが京に上り審査されているはずです。
結果が楽しみです。
ところで昨日、ハンターズが地元紙に大きく紹介されました。
それもリンゴ娘と一緒。びっくりしました。
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畑はアースカラー

2020年11月23日 | 学校
一面に広がるナガイモ畑。
先月ご紹介した時は、まだ緑のカーテンでしたが
今はご覧のとおり、ごけ茶色に変わっています。
どうやらカーテンも秋冬物に衣替えしたようです。
さてこの色はなんと呼べばいいでしょう。
日本には古来から枯れ草色というものがあります。
しかし調べてみるとやや緑の入った茶色。
このようにこげ茶色になるもう少し前の色のようです。
英語に「カーキ色」(khaki)という言葉があります。
これは「土ぼこり色」という意味で、多くの方のイメージは
迷彩色に使われるくすんだ緑色ではないでしょうか。
しかしJISの定義では「茶色がかった黄色」。
つまりこのナガイモの枯葉のような色なのです。
ではあのくすんだ緑はというと「オリーブドラブ系」(Olive Drab)。
どちらも軍服に用いられます。
資料によるカーキ色とは、イギリス軍がインド駐留時に
白い服が汚れないように現地の土で染めた色だそうです。
しかし色はYMCKの配合で微妙に変わります。
したがってカーキ色といってもかなりの幅がありそうです。
そこでこれらの色をまとめていうファッション用語があります。
それがアースカラー(地球色)。カーキ、ベージュ、ダークグリーンなどが入ります。
落ち着いたアースカラーは年齢、性別関係なしに似合うことから
ファッション界では常に安定した人気があります。
ぜひこんな色にチャレンジしてみてはいかがですか。
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