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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

GAME OVER

2020年11月11日 | 学校
これはお馴染みのサンパチェンス。
耐暑性と長い開花期、そして高い水質及び空気の浄化機能を有する植物として
サカタのタネさんが開発した花壇用の草花です。
フローラは2013年、園芸科学科時代からサカタのタネさんの
全面的バックアップで、環境浄化研究に取り組んでいました。
そして2017年、その成果を横浜で開催された
日本最大級の園芸ショウで披露。海外の方からも注目されました。
2018年、ファイナルフローラが水研究の世界大会で
準グランプリを受賞した水質浄化研究は、このサンパチェンス研究の応用でした。
2011年からのサクラソウ救出から2018年の世界大会まで6年間の花研究。
花の女神フローラはいつもチームのそばにいて微笑んでいました。
今はどこのホームセンターでも購入できるほど人気の草花になりましたが
いつ見ても当時のことが思い出されます。
サンパチェンスの欠点は寒さに弱いこと。冬の東京でさえ越冬できません。
したがって本来は宿根草ですが、日本では一年草扱いされています。
さて青森でも初雪が降り、そんなサンパチェンスにも雪が積もりました。
5月から楽しんできた花もこれにてゲームオーバー。
また来年、楽しみたいと思います。
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待ち人来たらず

2020年11月11日 | その他
南部町を流れる馬淵川。
名久井岳とともに町の美しい景観を作っている馬淵川は
ハクチョウとともに鮭がくる川として知られています。
今年は海流の関係で北海道でも、
なかなか鮭が帰ってこないといわれていましたが
先月あたりから徐々に水温も下がり
鮭も帰ってきたというニュースが流れていました。
したがって南部町もそろそろ遡上時期。
川を横断する長い梁ができるかもしれません。
左側に見えるのは南部町の孵化場。
ここで採卵し稚魚まで育てて放流しているのです。
それにしても気になるのは、川の真ん中の中洲。
水量が減ったのでしょうか。
それとも堆積してしまったのでしょうか。
いつの間にか、こんなに大きくなりました。
素人なのでわかりませんが、このような川の状態で
鮭はちゃんと遡上できるのか心配です。
先日、ハクチョウが編隊を組んで南に飛んで行ったという
ニュースはありましたが、まだ馬淵川には飛来していません。
また鮭の遡上について、どのメディアも報じていません。
ハクチョウも鮭も早く帰ってきて欲しいものです。
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