花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

絵にならない

2020年11月10日 | 研究
パソコンに向かっているのは1年生のハンターズJr.
何をしていると思いますか。なんとオンラインによる発表会。
11月1日に行われた時の模様です。とてもそんな風に見えません。
実は写真を撮る側としては、これが問題なのです。
Youtubeでも見ているかのようで、何を撮っても絵にならないのです。
先月、ハンターズの世界大会の報告書を製作しましたが
カメラの前でパフォーマンスをする写真ばかり。
世界大会なのに海外での活動風景がないので殺風景なものになってしまいました。
さて現在の予定では、ハンターズとJr.たちは11月から12月にかけて
いくつかのコンクールに参加できることになっていますが
いずれも発表風景を録画した映像や
音声入りのパワーポイントを送り審査してもらうというスタイル。
受賞しても、落選してもやり切った感が得にくいものばかりです。
Jr.の育成で大切なのは、いかに充実感を与えられるか。
次年度の活動に活かすため、今のモチベーションを維持したり
さらなる向上につながるよう、なんとかしなければなりません。
コロナ禍、今までにないアイデアが求められています。
さて青森では昨日初雪が観測されました。
これは昨年より5日早く、11月上旬に本州で初雪が観測されたのは
4年ぶりということです。今年は間違いなく寒い冬になりそうです。
しかし平年の比べると4日も遅いとのこと。
昔、名農祭の準備期間によく雪が降って来たという記憶があります。
それだけ今は温暖化しているということでしょうか。
冬支度が急がれます。
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そんなの関係ない

2020年11月10日 | 学校
晩秋になりましたが、キクがきれいに咲いています。
しかしこの花、ちょっと姿が変です。
左側の花びら、つまり花弁がかなり短いのです。
虫に食べられたのかと思いましたが、そんな形跡はありません。
それどころかちゃんと花弁はあるのですが、
極端に短く、中には色素のないものもあります。
キクの花芽分化は品種によっても違いますが8月頃。
短日条件になったのを感じて花芽をつけ
成長していきますが、低温などなんらかの障害を受けると
その成長が阻害され、このような奇形花になるのです。
1年間を通して観察してみると、おそらくいろいろな花で
このような現象が起きているのだと思います。
これを問題にするのはキク愛好家。
小菊をきれいな懸崖作りに仕立てる人たちにとって
一輪たりともこんな姿の花があったら出来栄えに響きます。
したがってキクの愛好家はとても高い技術で
まるで子供のように管理しては立派に咲かせているのです。
全国各地で開催される菊まつり。
青森県では10月下旬からちょうど今頃まで、
桜で有名な弘前城で紅葉と菊のお祭りが開催されますが
こちらもコロナの関係で今年は中止となりました。
一般公開は無くなりましたが、そんなの関係ない!
キクたちは無観客ですが美しい姿をどこかで披露しているはずです。
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