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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Oh my God

2020年11月17日 | 研究
ここに2本のペットボトルがあります。
何度か取り上げたので、見覚えのある方もいるかもしれません。
植えられているのはハボタン。名農で育てた苗ですが、
実験が終わったので土をすべて洗い流し、ここに植え付けました。
植えたのはバブルボーイズ。水の世界大会でファイナルフローラが
準グランプリを受賞したなんと2018年の9月に植えたものです。
彼らが取り組んでいたのは農薬の泡散布技術の開発。
フローラに憧れ、この技術で世界を目指しました。
残念ながら日本代表選考会には残ったものの代表にはなれませんでしたが
その後奮起して改良を重ね、2019年に文部科学大臣賞と総理大臣賞を受賞。
フローラにまったく引けをとらない成果をあげました。
どこでも話題になるのはフローラとハンターズですが、
もっと彼らの活躍にスポットライトが当たって欲しいといつも感じます。
さてこのハボタンは、彼らが卒業した今春まで、時々水を取り替えながら
管理していましたが、まったくの無肥料。真冬も無加温。
そうしているうちに世の中はコロナで大混乱。
さらにハンターズの活動が忙しくなり、すっかり存在を忘れてしまいました。
そんな先日、土肥実験室を整理していたら、なんとこのハボタンを発見したのです。
これには驚きました。まさに南極において来てしまったタローとジロー状態。
春から一度も水をあげていないので、茎や葉を触ってみたらカサカサ。
ペットボトルに入ってる水もほんのわずかで、根の先が少し触れている程度。
完全に乾燥した押し花状態です。とても生命を感じません。
しかし植物とはいえ、放ったらかしにしたことにちょっと罪悪感を感じたので、
水をいっぱい入れてあげて様子を見ることにしました。
神よハボタンを救いたまえ!
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シクラメンはいかがですか

2020年11月17日 | 園芸科学科
久しぶりに園芸科学科の草花温室をのぞいてみました。
するとどうでしょう、まだ温室にはたくさんのシクラメンがあります。
シクラメンは名農祭の人気商品。いつもであれば秋の風物詩として
園芸科学科の生徒が手入れしている様子を新聞やテレビ局が取材にきたものです。
しかし今年はコロナの関係で大々的に名農祭をPRすることもできず
おそらくマスコミの取材もなかったかもしれません。
そんなことで農産物販売はしたものの、
シクラメンはいつもより多く残ってしまったのかもしれません。
伺ってみるとまだ販売しているとのこと。
名農のシクラメンは品質が良いといつもなら大人気です。
興味のある方はぜひ問い合わせてみたらいかがでしょうか。
さて毎年シクラメンを購入するけれど、
春になるともう元気がなくなり結局枯らしてしまうという人がいます。
そんな時は思い切って全部葉をむしり取ってください。
そしてだんだん暑くなってくるので、風通しの良い半日陰にひと夏放置。
するとまた秋になると葉が出てきます。途中、水なんかいりません。
というか皆さん、水の上げすぎで腐らせてしまいます。
こんな乱暴な管理でもシクラメンはちゃんと翌年も花を咲かせてくれます。
騙されたと思ってぜひ挑戦してみてください。
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