ここは環境システム科が誇る大型水耕温室。
実験というよりは生産目的で建てられたコンピュータ制御の立派な施設です。
先日の夕方、温室の前を通ったら何やら光り輝いています。
面白そうなのでちょっと入ってみました。
するとトマトでしょうか、何か作物が栽培されています。
LEDが照射されていますが、赤でもなく青でもなくピンクに近い赤紫。
それはどうしてでしょう。植物は光を浴びて光合成をしますが
近年、波長によって役割が違うということがわかってきました。
ハンターズの先代であるTEAM FLORA PHOTONICSは
PHOTONICS(光工学)という名の通り、
このような光と植物の関係を研究をするために誕生した研究チームです。
結成した2009年、まだ技術が確立していなかったらしく
先端を走っている研究者の実験例がいくつか紹介し始めた頃でした。
そこでチームは片っ端から照射しては変化を探っていきます。
すると厳密には植物によって異なりますが、概ね同じような結果。
赤は茎葉の伸長を促し、青は厚く太くガッチリさせるという
光を浴びたほとんどの植物が同じ振る舞いを見せたのです。
また敏感に反応するもの、鈍いものなど個性も感じられます。
どこにも書かれていない現象を発見するのが面白くてしょうがないメンバーは、
照射しては植物学会や植物生理学会の高校生部門で発表。
研究例が少なかったこともあり、発表するたびに受賞していました。
あれから10年。今では仕組みもわかってきて
必要に応じてLEDを使い分けるのも当たり前になりました。
大きくガッチリした植物を育てるには赤と青のどちらも必要。
一緒に照射したら赤紫。これが赤紫の光に包まれている理由です。
実験というよりは生産目的で建てられたコンピュータ制御の立派な施設です。
先日の夕方、温室の前を通ったら何やら光り輝いています。
面白そうなのでちょっと入ってみました。
するとトマトでしょうか、何か作物が栽培されています。
LEDが照射されていますが、赤でもなく青でもなくピンクに近い赤紫。
それはどうしてでしょう。植物は光を浴びて光合成をしますが
近年、波長によって役割が違うということがわかってきました。
ハンターズの先代であるTEAM FLORA PHOTONICSは
PHOTONICS(光工学)という名の通り、
このような光と植物の関係を研究をするために誕生した研究チームです。
結成した2009年、まだ技術が確立していなかったらしく
先端を走っている研究者の実験例がいくつか紹介し始めた頃でした。
そこでチームは片っ端から照射しては変化を探っていきます。
すると厳密には植物によって異なりますが、概ね同じような結果。
赤は茎葉の伸長を促し、青は厚く太くガッチリさせるという
光を浴びたほとんどの植物が同じ振る舞いを見せたのです。
また敏感に反応するもの、鈍いものなど個性も感じられます。
どこにも書かれていない現象を発見するのが面白くてしょうがないメンバーは、
照射しては植物学会や植物生理学会の高校生部門で発表。
研究例が少なかったこともあり、発表するたびに受賞していました。
あれから10年。今では仕組みもわかってきて
必要に応じてLEDを使い分けるのも当たり前になりました。
大きくガッチリした植物を育てるには赤と青のどちらも必要。
一緒に照射したら赤紫。これが赤紫の光に包まれている理由です。