花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ラッキー問題

2022年02月10日 | 学校
机の上にあるのは、先日行われた
農業クラブ上級位検定の筆記の模範解答。
先生方による採点のために用意されました。
試験の内容は農業生物などの基礎的な知識と農業クラブについて。
県内のたくさんの農業高校生も解くため
そんなに難しい問題ではありません。
なかでも面白いのは青森県で農業クラブに加盟している
高校名を書けとか、来年度の県大会の会場校はどこだなど
知識というより興味関心を高めるための設問が多いこと。
確かにこのような問題だと、年に1度ではありますが
農業クラブについて再確認することができます。
ところで、みなさんは来年の県大会の会場校はどこかという
問題を解けますか?なんと答えは「名久井農業高校」。
6月に中旬に2日間に渡って全校あげて行われる予定です。
名農生にとってこれはラッキー問題。
というか、この問題ははずすわけにはいきません。
さて3月になるとその県大会で行われる
いろいろな種目に出場する選手を決める予選会が開催されますが
農業クラブはそもそも教科内に位置付けられています。
したがって研究の成果を競うプロジェクト発表会などは参加しないと
テストを欠場するのと同じこと。そのため全研究班がトライします。
フローラハンターズも今年度取り組んだ数ある研究の中から、
どのテーマでエントリーしようか、そろそろ決めなければなりません。
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どこいった

2022年02月10日 | 生物生産科
ここは生物工学実験室。
チームが校内の本拠地として使っている土肥実験室とは
比べ物にならないぐらい設備も整った実験室です。
文字通り、生物生産科の生物工学研究班の本拠地ですが
環境班は彼らに頭があがりません。
なぜならチームが農場でアジトとしている馴化温室は
そもそもバイオの技術で育てた洋ランなどを外環境に馴らすための施設。
つまり生物工学研究班の持ち物なのです。
しかし洋ランの培養をあまり行わなくなったこともあり
長年借用していますが、いつ立ち退きを迫られてもおかしくない状況。
そのためチームは高額なLED照明を彼らに貸し出すなど
ご機嫌をとっています。いつか連携して研究したいものです。
さてここで注目したいのは、本来なら中央にどんとあるはずの
純水生成装置がないこと。いったいどこにいったのでしょう。
ヒントは大きな白いボトル。中には蒸留水が入っています。
実は生成装置が壊れてしまったのです。
生物工学の実験には純水、つまり蒸留水がかかせません。
それが自前で作れなくなったのは大きな痛手、死活問題です。
そこでこのようなボトルで購入して使っているのだそうです。
環境班もよく蒸留水を使いますが、故障しているので
もらうわけにいかず、今は毎月のように自腹で購入しています。
名農の生物工学研究室は、県内の農業高校の中でも最初にできた施設。
当時は最新でしたが、今はあちこち老朽化しています。
ぜひ修理してほしいものです。
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オンライン表彰式

2022年02月10日 | 研究
先日開催された高校生の環境系発表会。
先輩も何度か参加したことのある大会で、
例年であれば東京で開催されます。
2月開催、それも1泊2日ということで
夜、3年生の送別会を行なったこともありました。
最後のFLORAとBubble Boysが一緒に出場した時のことです。
送別会が終わり、指定されたホテルに帰ろうとしたところ、
Bubble Boysがこの辺りに来たことがあると突然いい出します。
水関係の大会出場のため、この場所で発表したというのです。
すると今度はFLORAが気がつき、やはりここだと騒ぎ出します。
先輩後輩でそんな話をできるとは、とんでもなく贅沢な話です。
ところが今年はコロナのため、表彰式はオンライン開催。
さらに表彰式後に参加生徒による交流会も行われました。
しかし一堂に会して、直接お話しするのと違い
お互い知らない者同士なので、どうもしっくりきません。
1時間ぐらいのワークショップですが、
みなさん長く感じたかもしれません。
いかに対面で話すことが大切かがよくわかりました。
何事も初めてのことばかり。改善する余地がありそうです。
さて名久井農業高校は明日から学年末考査が始まります。
こちらは一発勝負でやり直しができません。
最善を尽くしてください。
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