花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

老舗メーカーの年代物

2022年02月20日 | 生物生産科
生物工学実験室の机の上に顕微鏡があります。
このスタイルから判断して、実体顕微鏡ではないでしょうか。
生物工学の実習では高倍率ではなく、
立派な虫眼鏡のような実体顕微鏡をよく使うからです。
学校のものかどうかわかりませんが、それにしても古いタイプだとは思いませんか。
メーカーはオリンパス。大正時代に顕微鏡などの
製造販売する企業として誕生している老舗光学メーカーです。
そういえば子供の頃に理科の授業で使ったのもみんなオリンパスでした。
さらに昭和に入って開発されたズイコーレンズは有名。
農業高校ではプロジェクト活動が学習の中心ですが
生徒たちの活動を記録するためカメラは必需品です。
また昔はコンピュータがなく、発表に使う図表を紙で作っていたため、
露出補正をして図表をきれいに撮影してスライドにする技術が農業の先生に求められました。
しかし図表を撮影する際、せっかく三脚で撮影位置をセットしても
フィルムを巻き取るたびに、どうしてもずれてしまいます。
そこで当時の先生方はみんな35mmの一眼レフカメラに
スポーツカメラマンのようにモータードライブのユニットを取り付けて使っていました。
いろいろなメーカーがありましたが、
やはりオリンパスは優れたレンズのため一目置かれていたものです。
ところがいろいろあって一昨年、オリンパスの
カメラの製造販売部門は売却されてしまいました。
でも安心してください。顕微鏡や内視鏡分野は今でも企業の柱となっています。
古い古い顕微鏡から昔を思い出してしまいました。
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なぞの足拭きマット

2022年02月20日 | 学校
名久井農業高校では掃除した際に出るゴミを校舎脇の集積所に持ってきます。
したがって放課後はゴミ袋をもった名農生たちが
校舎と集積所をつなぐドアを開けるのですが、このところ雪。
濡れたズックで校舎に入らないように、いつもの足拭きマットの上に
さらに大きなタオルが敷かれています。
ここまではよくある風景ですが、よく見るとタオルに文字が書かれています。
見た瞬間、この特徴的な太い書体にピンときました。
感は冴えていました。文字は「青森県高等学校相撲選手権鯵ヶ沢大会」。
名農にもかつて相撲部があり、強かったそうですが生徒不足で今はありません。
したがって現役の相撲部員がいないので、
このタオルは相撲関係の先生方から手に入れたのかもしれません。
また鯵ヶ沢大会が今もあるかはよくわからないので
いつ頃、入手したのかは想像できません。
さらにオリジナルの貴重な大会タオルが、
なぜ足拭きになっているのかも、まったくもって不思議です。
みなさんもいろいろ妄想してみてください。
それはともかく、大きな相撲タオルは足拭きに最適のようです。
さて来週から学年末考査も後半戦。頑張りましょう。
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