花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

1年前

2022年02月13日 | 研究
これまた古い写真から。とはいってもちょうど1年前の2月中旬です。
写っているのはTreasure Huntersのメンバー。
青少年の水の国際大会で世界グランプリを受賞したレジェンドたちです。
しかし受賞したのは半年も前の夏。真冬、それもあと2週間で卒業という時期に
いったい何をしているのでしょう。実は地元新聞社の取材対応。
地元の新聞では高校入試の合格発表の日、
春から新しく高校生になる中学生を応援する特集が組まれます。
内容は主な高校の活動を紹介し、高校生からエールをもらうというもの。
そのトップを飾る高校生として世界チャンプが選ばれたのです。
カメラマンからは分析風景を再現してほしいという依頼。
そこで倉庫にしまった装置を取り出し、みんなで模擬分析をしています。
後日、カメラマンから届いた写真はとても良い雰囲気。
みんな笑顔で写っています。なかなか笑わない彼らも
度重なる取材によりすっかりスマイルでポーズできるようになりました。
これも大きな財産だと思います。
さてこの特集のトップを飾ったのは初めてではありません。
なんと2013年のフローラの女子4名も掲載されているのです。
実は彼女たちは歴代の研究班の中では最も目立たなかった班。
前年の先輩はやはり水の国際大会出場、ひとつ下の後輩たちは
長年のサクラソウ保全活動が認められ、いろいろなビッグタイトルを受賞。
それに比べると無冠といってもいいぐらい。
しかし地元新聞社は。彼女たちが先輩から引き継いで継続している
サクラソウ保全活動を取り上げてくれました。
彼女たちはサクラソウ研究を引き継ぎ継続させるとともに、
翌年成果が出るサンパチェンスによる水質浄化の基礎実験を行いました。
地味ですがチームにとって大切な2013年のフローラ。
笑顔の世界チャンプを眺めながらそんな先輩たちを思い出しました。
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2年前

2022年02月13日 | 研究
これはちょうど2年前の環境研究班Treasure Huntersです。
場所は東京青山にある国連大学。
向かいはお馴染み、青山学院大学です。
ハンターズはここで開催される全国ユース環境活動発表大会に出場するため上京しました。
2年生だった彼らにとって大きな発表会に出場するのは今回で2度目。
まだ発表前なので、どことなく緊張しているのがわかります。
しかし彼らが発表した三和土を使った集水技術の開発活動は高く評価され、
なんと3位にあたる国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞を受賞しました。
これは先輩のTEAM FLORA PHOTONICSと
Bubble Boysがタッグを組んで参加した時の成績を超えています。
ところが大会から帰ってまもなくコロナで日本中大混乱。
したがってこの大会がみんなで行った最後の大会となりました。
さて実はフローラハンターズも今年同じ大会にエントリーしました。
コロナのため発表はなく、インターネット上で発表動画が
公開審査されるという形式。表彰式もオンラインで行われました。
結果は5位相当ぐらいから読みあげられましたが、
いくら待っても名農の入賞を告げるアナウンスはありません。
世界グランプリや準グランプリを受賞した先輩には勝てるはずはないのです。
がっかりしているとなんと呼ばれました。それも一番最後。
なんと環境大臣賞、日本一ではありませんか。
これにはびっくり。マスクをしていましたが驚いているのがよくわかります。
なかなかビッグタイトルのなかったフローラハンターズですが
とうとう先輩を超えました。おめでとう。
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