花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ノックダウン

2022年02月12日 | 研究
フローラハンターズの二人です。
どう見ても楽しそうではありません。
どちらかといえばもうへなへなという雰囲気がぷんぷんしています。
実は彼女たち、実験に取り掛かるためのサンプル作りをしているのですが
まったくうまくいかず頭を抱えているのです。
時間をかけてサンプルを作ってトライしては失敗。
失敗数は30回をはるかに超えました。
これだけパンチを受けていると気力も体力もボロボロ。
こちらの応援も耳にとどかなくなりそうです。
ボクシングならノックダウン。
はやくファイティングポーズをとらないとノックアウトになります。
でも先輩のTreasure Huntersだって同じでした。
彼らなんか100種類以上のサンプルを作っては失敗してます。
それに比べると彼女たちの失敗なんて大したことないのですが
先輩と一緒に活動した経験のない一人っ子のフローラハンターズは
そんなことなどわかるはずもありません。もがき苦しんでいます。
今週末から学年末考査。普通なら厳しく辛いテストですが
もしかしたら彼女たちにとっては息抜きの時間になるかもしれません。
失意の中からボロボロになって
這い上がってこれるよう心から応援しています。
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高校生の視点

2022年02月12日 | 研究
チームはいろいろな大会に出場して自分自身を磨いていますが
ある大会ではこんな取り組みがあります。
それは同年代の声を届けること。
大会に出場した高校生たちが、お互いに聞いた発表の感想や
アドバイスなどを送り合うという企画です。
よく行われる審査員講評は専門家など大人の意見。
これはとても勉強になりますが、時には同年代の意見も参考になります。
本来なら会場で交流会を開き、生で意見交換を行うのですが
残念ながら今はコロナ禍。それはできません。
したがってオンライン大会の今はメールで行うことになっています。
これは先日、チームの元にとどいた高校生の感想や意見。
これを読むと高校生がどんな視点で発表を見ているのかが
よくわかります。もちろん一番多いのは活動の内容ですが
中には公開された発表映像についての感想もたくさんあります。
今回、ほとんどの高校は大型ディスプレイの前に数名立って
顔を出して画面の図表を説明しています。
しかしこれだと画面がよく見えないという欠点があります。
またパワーポイントの画面だけを映して声だけ流すと
画面は見やすいのですが、発表者の表情が見えず親近感がわきません。
今回チームがトライした映像はパワーポイントの画面の中で
メンバーが発表しているという演出。これだと図表はしっかり読め
発表者の表情もよくわかります。先日届いた高校生の感想は
この工夫も高く評価していることがわかります。
高校生の視点にはいつも新しく驚かされます。
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