花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ビジネスチャンス!

2014年08月26日 | 学校
チームの温室のすぐそばにある畑です。
おそらく園芸科学科の草花班が使っているものと思いますが
この通り、菊の花がたくさん咲いています!
しかし残念ながら鑑賞するにはちょっと遅すぎたようです。
農業高校では自ら栽培して販売する経験をさせます。
したがって切花を栽培して販売している草花班もかつてありました。
ところがお盆でお墓や仏壇に供える花を栽培した斑はいません。
お盆になるとたくさんの方が花を供えます。
この時期は花も高値となりますが
だからといって供えない人はいません。
したがってこの時期に安価な切花を提供できれば
みなさん喜ぶはずです。
きっと先生方もお盆用の花がほしいので
最高のビジネスチャンスになると思います。
しかしこれには大きな問題があります。
もしお盆直前に花を販売しても
先生方の多くがすでにお盆の休暇をとられ
購入する人がほとんどいない可能性もあるのです。
ビジネスとは難しいものです
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キジバト

2014年08月26日 | 学校
朝の名農に生き物の気配。
見上げると電線に大きな鳥が止まっています!
羽の色からすぐキジバトであることがわかりました。
キジバトは別名ヤマバトとも呼ばれ
独特の鳴き声で古くから親しまれてきました。
里山の鳥としてのイメージがありますが
1960年頃までは山岳地帯の鳥で
めったに人前に姿を見せることはなかったといいます。
近年、禁猟区が増えてきたため
人を恐れず里に下りてきたようです。
さてこのキジバトの季語は何でしょう。
調べて見ると残念ながらありません。
鳩もないそうです。
しかし秋の季語に「鳩吹く」という言葉がありました。
鳩吹くとは「鳩の鳴き声をまね両手を合わせて吹くこと。
また山鳩を捕まえるためまねて吹くこと。また鹿狩りの際、
獲物を見つけたという合図に吹いた」と解説されています。
確かに哀愁ただよう鳴き声はイメージとして秋かもしれません。
もうすぐ里に秋がやってきます。

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収穫の季節

2014年08月25日 | 学校
ここは第1農場。
夏休みの間、フォークリフトなどの資格で賑わいましたが
果樹園では夏休みでもあるため
あまり人影を見ることはできませんでした。
名農生のみなさん、夏休みではどんなことを体験し
どんな収穫を得ましたか?
有意義な収穫の夏を過ごした人も多いのではないでしょうか。
ぜひその成果を2学期に発揮してほしいものです。
夏休みが終わった名農では
さっそく今週から実習が始まります!
桃、ブドウ、ナシ、そしてリンゴ。
今度は第1農場が収穫の秋を迎えます。

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Back to the Campus

2014年08月25日 | 学校
長い長い夏休みも終わり今日から2学期。
てんでんばらばらになっていた名農生が一斉に戻ってきます。
2学期は地域のみなさんが待ちに待った名農祭をはじめ
たくさんのイベントが目白押し。
なかでも11月には創立70周年の記念式典が予定されています。
10年毎にお祝いをしたと仮定しても記念すべき
周年行事に立ち会えた人はそんなに多くないはずです!
「アメリカ市民の皆さん、国があなたのために何をしてくれるかではなく、
あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか。」
これはケネディ大統領の有名な就任演説の一節ですが
チーム・フローラフォトニクスも今年で結成6年目。
名農に育てられ、いろいろな成果を上げてきました。
そこで昨年から名農が70歳の誕生日を迎える今年、
名農のために何か記録を残したいと考えていました。
結果は偶然ですが、地球環境大賞での文部科学大臣賞受賞は
まさにそういう意味では、嬉しい出来事でした。
しかし記念式典までにはまだ時間があります。
研究や部活動に励む他チームとともに
もうひと頑張りしたいと思います。
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自由研究ネタにどうぞ!

2014年08月24日 | 学校
こちらはジャガイモの地上部、つまり茎葉です。
茎は地面からまっすぐ上に伸びています。
その茎から葉のついた枝がいくつも出てきますが
そのつき方を上から見ると、時計回りの螺旋状。
なんとジャガイモの目のつき方とまったく同じなのです。
このことからジャガイモの食べる部分は茎が
肥大したもの(塊茎)であることがわかります。
この他にも光に当たると緑に変色しますが、これも理由になります。
なぜならは葉緑素は葉茎にありますが根にはないからです。
夏はジャガイモの収穫期。
自由研究のネタに困ったらぜひ使ってみてください。
もっと高度なネタをお求めの方にはこちら。
ジャガイモの目は時計回りについていますが
測定すると目と目の開き(開度)が137.5度になるそうです。
これはヒマワリの種やパイナップルの実、松ぼっくりも同じで
フィボナッチ数列で説明できるそうです。
またこの数値は黄金比でもあるそうなので
数学が得意な人はぜひ勉強してみてください。
さて名農主催の食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」の
締切は9月下旬です。ふるってご応募ください。
なお募集の詳細は本校ホームページをご覧下さい!


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