花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ふきのホイル包み?

2015年07月27日 | 研究
いったい何をしているのでしょう?
植物は山菜の「ふき」です。
なんと茎にアルミホイルを巻いています。
これは2年生の研究で「ふきの遮光栽培」です。
すでにFLORA Jr.によって予備実験が行われ成功しています!
1年生はもみがらを使って遮光しましたが
2年生はより簡単に遮光できないかと
茎にアルミホイルを巻いています。
結果を出すにはまだ数週間かかると思いますが
なかなかユニークな研究です。
ふきを遮光するとどんな効果があらわれるのか?
それは後ほどご紹介したいと思います。
さてこのように夏休みもほぼ毎日のように
誰かが出校しては進路や研究、
そして部活動に取り組む名農生ですが
今年はちょっと厳しい環境におかれています。
なぜなら暖房装置であるスチームの改修のため
校内の教室が夏休み中、ほぼ使えないのです。
夏休み中に学会やコンクール、休み明けには農ク東北大会と
いろいろな発表を控えているチームにとっても
練習や室内で実験できる場所がなく頭を抱えています。
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玉入れではありません!

2015年07月26日 | 研究
体育祭での玉入れではありません。
この赤い玉は3年生が研究しているカブです。
先日、体育祭の準備の合間をぬって収量調査が行われました。
さらに温室にはまだ収穫できないカブが20株ほどあります。
実は昨年、彼と卒業された先輩がカブの面白い現象に気づきました。
そこで今年もそうなるのか、もう一度試しているのです。
ところが今回は思ったようにいきません。
その原因は手作り装置では栽培環境を一定にできないからです。
そこであらためて環境システム科に導入された光と気温を制御できる
植物栽培用インキュベータを使って栽培を現在行っています。
するとこちらでは仮設通りの変化を見せています。
いかに同じ条件を設定するかが実験の成功を左右するポイント。
最新機器に感謝する毎日です。
結果は今年秋に発表される予定、楽しみです!
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アグリサイエンスまもなく

2015年07月26日 | 学校
今年で6回目となった中学生のための農学講座「アグリサイエンス」。
今年は26名をお迎えして今週の29日に開催されることになりました。
第1回目はまだイベントが認知されていなかったので参加者はわずか6名。
それに比べるとずいぶん増えたものです。
TEAM FLORA PHOTONICSは第1回目から運営に携わってきましたが
今年も準備はもちろん、受付や閉講式の進行を担当します。
先日、たくさんのフォトフレームが届きました。
これに修了証を入れて参加者に差し上げることになります。
秋に開催されるアグリチャレンジでも同じものを使っているので
個人で何個か持っているという人もいるはずです。
このフォトフレームはなんとスウェーデンの雑貨店「IKEA」のもの。
こちらには販売店がないので、毎年わざわざ関東から取り寄せています!
チームではアグリサイエンスを担当するのは2年生、
そしてアグリチャレンジを担当するのは3年生と決めています。
したがってこれからこのフレームに修了証を2年生が入れて、
その後に校長先生が名前を間違わないようにふりがなをふる作業が待っています。
でも嬉しいことがあります。
実は今のチームの2年生も3年生も数名ですが
かつてアグリサイエンスに参加した人がいます。
中学生の時にチームの先輩によって播かれた科学の芽が名農でさらに伸び
今度は運営側となって中学生に農学の面白さを伝えているのです。
これもチームの科学を通した社会貢献活動のひとつです。
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蕪式会社?

2015年07月26日 | 研究
今年、チームはたくさんのカブを栽培しています。
もちろん研究のためです。
これは皮が真っ赤なカブ。
プランターに3個ずつ植えていましたが
先日、調査するために地上部をカットしてしまいました。
するとなにやら面白いデザインに見えてきました。
調査後は担当している3年生が試食することになりますが
せっかく大きく育てたので、みなさんにも
食べてもらえば良かったと反省しています。
彼の研究は植物工事でのカブ生産。
光に対する反応を上手に応用すると可能だと信じています。
そんな研究も今年で2年目。
株式会社ならず蕪式会社を目指して頑張っています!
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「ホール 冷えてます」

2015年07月25日 | 学校
このタイトルを見て笑える人は、なかなかの通。
1986年にコピーライターである岡田直也さんが発表した
としまえん広告におけるコピー「プール 冷えてます」のパロディーです!
岡田さんは、となりのトトロでお父さんの声を担当された糸井重里さんなどとともに
コピーライターという職業があるんだというのを教えてくれた方で
まさに日本語を扱うプロフェッショナル。
30年経った今でも、夏になると思い出す名コピーです。
それはさておき、ここは南部町の楽々ホール。
インターアクトの年次大会が南部町で開催されるためその準備にきています。
外は30℃の猛暑ですが、ホールの中はギンギンに冷えているので
気をつけないと温度差で体調を崩してしまいそうです。
冗談じゃなく「ホール 冷えてます」。
大会は今日の昼から、県内から100名以上の高校生や
ロータリアンをお迎えして盛大に開催される予定です。
ところで糸井重里さんが、かつてチームと接触しているのをご存知ですか?
それは「白いりんご」。
チームが作った白いりんごを食べた糸井さんは
白いりんごを手にもった写真を私たちに送ってくださいました。
懐かしい思い出です!
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